子供が食べ盛りだと、お米を安い時に買いだめ!また農家の知り合いから沢山いただくこともあります。しかしお家で長期間お米を保存するのは、虫がわいたりしない?と心配になってしまいませんか。
そこでお米の長期保存法、虫が嫌がる唐辛子を使用して対策についてもご紹介をいたします。一番良いのは、短い期間でお米を美味しいうちに食べきることですが、それができない場合は、保存方法を見直してみてくださいね。
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米の長期保存法!唐辛子を使った防虫対策
お米には虫の卵が付いている場合があります。
米によくつく4種類の虫
コクゾウ虫
米に付く虫の代表格で、黒くて口先が長くなった甲虫です。米粒と同じくらいの大きさです。7ヶ月くらい生きて卵を380個くらいうみつけます。白米を好み米粒の中に卵を産みます。
ココクゾウ虫
コクゾウムシと同じ形をしています。大きさはコクゾウ虫よりも少し小さめで茶色っぽい色をしています。
コナナガシンクイ虫
米粒よりも若干小さめの甲虫です。アゴの力がとても強く米を丸ごと食べてしまいます。大変繁殖力が強い虫で短い期間で一気に増えます。
ノシメマダラメイガ
成虫は米粒の2倍くらいの大きさの蛾です。糠や好み米の周りに卵を産み付けます。卵から芋虫状の幼虫が孵り蛹になってから蛾になります。
こういった虫がお米に付くことは誰もが避けたいものでしょう。
唐辛子で防虫対策
唐辛子が破けていると種が出てお米に混ざってしまいます。たまにピリッと辛いお米も美味しいかもしれませんがそう思わない方はガーゼで包んだりオクラやニンニクを購入する時に入っているネットに入れて蓋の裏側に貼り付けると良いでしょう。
唐辛子以外でも米の保存法、防虫に役立つ食材
唐辛子のほかにも野菜類で虫除けの効果を発揮してくれるものがあります。唐辛子は乾燥しているので長期間保管しても腐ることがなく最も扱いやすいのですが、唐辛子が無い場合には次の野菜を使用しても良いでしょう。
唐辛子の代わりにニンニクを
ニンニクは皮を向かないそのままの状態で使用します。皮が乾燥してパラパラと剥がれ落ちてお米に混入してしまう場合があります。軽いのでお米を研ぐときには水に流れるでしょうが気になる場合はガーゼで包んだりオクラのネットなどに入れて蓋の裏側に貼り付けると良いでしょう。しかし、ニンニクは虫除けの効果はありますが臭いが強くお米に移ってしまうのであまりお勧めはできません。
わさびを使った保存法
生のわさびを丸ごと入れても、すりおろしわさびを入れても効果があります。すりおろしわさびの場合はお茶パックなどに入れて米びつの蓋の内側にテープで貼ります。わさびもにおいがお米に付いてしまいます。また、わさびが腐敗したりカビる心配もあるので、やはり唐辛子の方が手軽で安心です。
米の保存法、唐辛子を入れてもダメな場合とは
お米にもともと卵が産み付けられていた場合には唐辛子を入れておいても虫の発生を防ぐ事はできません。
お米に付く虫は15度以下では活動しない
20度以上で発生し、23度以上になると活発に活動して繁殖を始めます。気温が高くなる春から秋にかけては湿度も高くなるので要注意です。
唐辛子を入れておくと、もともと付いていた卵の除去は出来ませんが孵った虫は追い払う事ができます。
どうして米には虫が付くの?そもそもの保存法に問題があり
ある時、米びつと一体型になった電子レンジ置き棚に小さな虫を発見しました。よく見ると無数に数え切れないくらいの虫が棚の至るところを歩き回っているではありませんか。ぎょっとして出所を調べてみると米でした。米から小さな虫が大発生していたのです。購入してから長期間経過し、お米に唐辛子も何も虫対策の品を入れていなかったのです。
米や米粒に虫の卵が産み付けられている場合がある
これらの卵は温度や湿度が高いと成長して虫になります。冬の間は乾燥して温度も低いので卵は成長しませんが、春から秋までの間は卵にとって好条件です。虫の発生を抑えるとうがらしなどを入れておくと良いでしょう。
米の長期間保存法
湿気ない場所に保管する
湿気の強い場所に保管すると虫の卵が成長しやすく、お米がかび臭くもなります。
日光を避ける
日光が当たると乾燥しすぎてひびが入ってしまい食味が落ちてしまいます。
温度差の少ない場所に保管する
温度が上がったり下がったりするとお米が結露したりしてカビや味が落ちる原因になります。
お米に虫がついてしまったときの対処方法
お米に虫がついてしまった場合は、次のようにして虫を除去することができます。これは昔から行われている方法で、実家の米でコクゾウ虫が発生した時に親が行っていました。
米から虫を逃がす
- 雨が降らないカラッとした日に外に新聞紙を広げます。レジャーシートでも良いでしょう。
- 広げた新聞紙の上にお米をのせて手で平らにならします。お米の厚みが1cm程度に薄く延ばします。虫は光を嫌うので慌ててあちこちへ逃げて行きます。
- 完全に虫がいなくなったら袋や米びつに戻します。
虫が付くということは農薬が少ない事の証明でもあります。虫がついていたと思うと気分は良くありませんが、炊いて加熱消毒もされるので問題ありません。残った虫の卵などでアレルギーになってしまうという話も聞いた事がありますが、昔からお米はそのようにして食べられてきました。
虫の卵よりも残留農薬の方が避けたいものです。