まだインクが残っているのにボールペンのインクが出なくなってしまったら、なんとかして書けるようにならないか考えることもあります。インクを出す方法はないものかと、頭を悩ませることもあるのではないでしょうか。
ここでは、インクが残っているのに書くことが出来なくなったボールペンの、インクを出す方法についてお伝えします。
簡単にできる対処法をご紹介しますので、是非試してみてください。
また、インクを出したいからと言ってしてはNGな対処法と、インクが出なくなる原因についてもご紹介します。
こちらも併せて参考にして、ボールペンを復活させましょう。
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ボールペンのインクが出ない時に出す方法・まず試してみたいこと
振ったり、ペン先を濡らしたり、紙に何度も円を描いたり、それでも出てこないなんてときは、もう諦めるしかないのでしょうか。
ボールペンのインクが出ないというとき、インクを出す方法として試して頂きたいことがいくつかあります。
円を描く
使わない紙などに、くるくると何度も円を描いてみましょう。根気よく行ってください。意外とインクが出てくることがあります。
ペン先の向きや角度を変えて描く
角度が悪く、インクが出なくなっている可能性があります。ペン先のボールが紙に当たる位置を変えるとインクが出てくることがあります。インクの出口を見つけてあげましょう。
ティッシュでペンの頭を拭く
ペン頭部分にインクが詰まっていたり、ホコリがついていて、インクが出にくくなっていることがあります。拭いて、きれいに掃除してあげましょう。再び書けるようになるはずです。
ティッシュは水を吸収しやすい為、ペン先を拭き取ったあとは、そのままティッシュを使ってくるくると円を描くように試し書きしてみましょう。ティッシュの方が、実はインクが出やすいこともあるのでお勧めです。
ボールペンのインクを出す方法・温めることで解決することも
ボールペンのインクを出す方法として有効なのが、温めることです。
インクは、温度が低いと固まりやすくなってしまいます。特に、頻繁に使うボールペンでなければ、固まってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、温めるに限ります。
お湯の中にペン先だけが浸かるようにして、しばらく放置しましょう。但し、この方法だと、インクの中に水が入り込み、水っぽいインクになってしまうことも考えられます。
そこで便利なのが、ドライヤーの熱です。ペン先から20センチ程度離して、ドライヤーの熱を30秒ほど当てましょう。
但し、この方法がオススメできないのがプラスチックのボールペンです。プラスチックは熱に弱く、溶けることもあります。プラスチックの場合は、くれぐれも近づけ過ぎないように長時間温め続けないように注意が必要です。
一番良い方法としては、蒸気を当てることです。
鍋にお湯を沸かして、蒸気に数十秒ペン先を当てましょう。蒸気のおかげで、ペン先も潤い一挙両得。蒸気もお湯も非常に熱いため、やけどをしないように注意して行いましょう。
空気を抜いてボールペンのインク出す方法・遠心力を利用
ボールペンの芯を確認してみると、芯の先の部分に空間が出来ているなんてことはありませんか。その空間は、空気です。
ペンの頭部分から空気が中に入ってしまった証拠です。
そんなときこそ、ゴムの出番です。
ボールペンに空気が入ってしまった時のインクを出す方法をご紹介します。
まずは、ペンの長さの半分くらいのところにゴムをセロハンテープで止めましょう。ゴムの両端を持って、まるでボールペンがゴムの鉄棒をぐるぐると回るかのように回転させます。回転するとゴムがねじれてきますが、もうねじることができないというところまで、しっかりとねじりましょう。ねじりきったら、ゴムの両端を引っ張ります。すると逆回転にボールペンが思いっきり回るでしょう。
その回転のおかげで、インクの余計な空間がなくなり空気が抜けて、再び書くことができるようになるのです。ゴムは輪ゴムでも構いません。なければ紐などを使ってもよいでしょう。
ボールペンのインクを出す方法・この方法はNG
ボールペンのインクが出ないからと言って、むやみやたらにペン先を紙に押し付けてインクを出そうとする人がいますが、それは間違いです。
ボールペンのインクを出す方法として、NGな方法がいくつかあります。
覚えておくと良いでしょう。
まずは、温めすぎないということです。
ペン先を温めると、確かにインクは出やすくなりますが、逆に温めすぎるとインクが劣化してしまいます。
ペン先を押し付けたり叩いたり、ペンチなどで挟むというのも良くありません。
余計にペン先を痛めててしまいます。ペン頭のボールはとても繊細です。ちょっとしたことで駄目になってしまいます。
また、固い場所で書くというのも、ボールペンの先にとっては良いとは言えません。硬い場所はペン先のボールが回転やすく一見書きやすいように感じますが、実は違います。ペン先のボールに負担がかかりやすく、先が潰れたりなどしてインクが出なくなってしまうことも考えられます。
固いような場所でボールペンを使用しなければならない場合は、紙を数枚重ねて使用すると良いでしょう。
ペンのインクが出なくなるのはなぜ?ボールペンのインクが出ない原因
インクを出す方法を試す前に、まず、あなたのボールペンが何故インクが出ないのか原因を知ることが重要です。
原因を知ることで、どのような方法でインクを出せばよいのかが分かります。
ペンが出なくなる原因として主なものは4つです。
1.ペン先が潰れるなどしてボールが回転しない
ボールペンの先は、傷つきやすい構造をしています。ちょっとしたことでも、駄目になります。金属のものさしで線を引いたり、ペンの先が固いところにぶつかっただけでも傷つきます。ペン先が傷ついたり潰れたりすれば、ボールが回転しなくなり、インクが出なくなるでしょう。
2.ボールペンの芯に空気が入っている
上を向いて寝ながら字を書いたり、ペン立てに入れる時にペン先を上に向けてボールペンを入れているという人は、このせいで、インクが重力に従い、芯の中を逆に流れてていってしまいます。このため、ペンの先から空気が入ってしまい、インクが出なくなっているのです。
3.紙自体のコーティングがペン先についてしまっている
全ての紙がコーディングされているわけではありませんが、コーティング加工がされている紙にボールペンで書こうとしても、ペンの先が紙のコーディングを削って巻き込んでしまい、ペン先のボールが回らなくなってしまうことがあります。
ティッシュなどを使って、ペン先を拭き取ったり、摩擦の多いティッシュなどにボールペンで書くことで、回転が復活することがあります。
4.ボールペン自体が壊れている
ボールペン自体も勿論劣化します。インクが固まってしまうこともあります。何かの衝撃で、ペン先のボールがだめになってしまっている場合もあるでしょう。
こんなときは、芯を交換するのが一番です。いろいろな方法を試しても、インクが出てくることはないので、交換するべきでしょう。