チューリップの花が終わった後は、球根を掘り上げて保存しておくことで、次のシーズンも綺麗な花を咲かせることができます。
ですが、チューリップの栽培初心者の人は、正しい掘り上げや保存方法の知識がないことが多いです。
ここでは、チューリップの球根を掘り上げて正しく保存する方法についてお伝えします。
球根の管理方法を知って保存することで、次のシーズンも綺麗なチューリップが咲くように管理を行いましょう。
暖かくなったころにチューリップが咲くことを楽しみにしながら、うまく管理してください。
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チューリップの球根の保存方法・掘り上げのタイミング
一面のチューリップ畑の花がまだきれいに咲いているのに、花を摘み取られた形跡を見たことはありませんか?
咲いているのに摘み取ることには意味があります。それは栄養を蓄えた球根を採取するための作業で、花を摘み取ることで花が咲くために使われる栄養を球根に溜め込むのです。
しかし、一般的に園芸を楽しむ場合にはきれいに咲いた花が終わり、葉が枯れた頃を見計らって球根の掘り上げを行うのがおすすめです。
花が終わってからの球根の掘り上げと保存方法
- 花が終わったら葉は残して茎は切って取り除きます。
- 葉だけの状態になってからも週1回程度は液体肥料を与え、水やりも十分に行います。
- 葉が枯れてきたら球根を土から掘り出し、茎は球根のすぐ上で切っておきます。
- 土はきれいに落として風通しの良い状態で保管しましょう。ネットがお勧めです
- 植え付け時期までは、風通しがよく陰干しの状態で保管して下さい。
チューリップの球根正しい保存方法・掘り上げの方法について
チューリップの球根を掘り上げると、2~3個の球根に分かれいると思います。この球根をバラバラにすることを「分球(ぶんきゅう)」と言います。
あまり小さい球根は、植え付けても花を咲かせることができない可能性が高いため、大きい球根だけを残しましょう。
土を落とす場合は軍手などで優しく払い落とすようにします。水洗いをするという意見もありますが、球根が腐る原因になる可能性があるのであまりおすすめしません。もし水洗いした場合は、しっかりと水気を拭き取って余分な水分を残さないよう気をつけます。
複数の品種のチューリップや色違いのチューリップを育てている場合の保存方法
同品種・同色などでまとめておくと植え付けの時期にレイアウトを考えるのに便利です。
球根を入れたネットや袋に色や品種が分かりやすいようにタグなどをつけて管理するといいですね。
チューリップの球根を保存する時の正しい保存方法
チューリップの球根を保管している間に起こるトラブルとしては、湿度管理に失敗してカビたり腐ったりすることです。
きちんと保存したつもりでも、芽は出たものの花を咲かせることができない場合もあるのです。
チューリップの球根は、ネットなど通気性の高い物で保管
直射日光が当たらない涼しい日陰で乾燥させた状態を保ちましょう
ネットに入れて吊り下げておくのもいいのですが、落下には注意してください。球根は傷つくと発芽できなくなってしまうので、掘り上げ後の球根は優しく扱うのが鉄則です。
もともとチューリップの球根が保存できるのは2年程度と言われていますが、適切に保存を行い管理ができれば4年程度まで持たせることができ、植え付けて花を楽しむことができます。
保存していたチューリップの球根を植え付ける方法
チューリップの球根を植えるのは秋、10月の中頃から11月の初旬です。
球根は消毒してから植えるようにしましょう
植え付け直前に15分から20分ほど消毒液に浸けることで、サビダニが予防できます。
植える時は球根の大きさを目安にします。距離は球根1つ分ほど空けて、深さは球根2つ分程度です。
鉢やプランターを使用する場合
球根の上部が土の表面から2cm程度になるよう植えます。
前年も植えている場合は、土の使い回しはせずに新しい園芸用土を使いましょう。庭に植えている場合は、場所を変えるといいでしょう。その時に効果の持続期間が長い元肥肥料を土に混ぜ込んでください。
チューリップの球根は、寒い時期を過ごすことも必要
気温が高い状態が続くと発芽出来ない場合があります。
鉢植えであれば、屋外で直接日光が当たらない場所に置いておきます。
植え付けた後は、土の乾燥には要注意です。乾燥させないようこまめに水を与えることが必要です。
寒い時期にチューリップの芽が出てしまったら
チューリップは春の花ですが寒さにはとても強い一面があります。
天候不順などで本来はまだ発芽する時期ではないのに芽を出してしまった場合も、その後気温が上がってくれば順調に成長して花を咲かせてくれることがほとんどです。
それでも心配だという人や、寒冷地で低い気温が続くようなら軽く土で覆ってあげましょう。
チューリップは日光を好む花
日当たりの良い場所に植えると美しい花を咲かせてくれます。
鉢で管理している場合も、日中はよく日が当たる場所に置いてあげてください。
2月頃には発芽し始め、3月から4月に春の訪れとともに鮮やかな花を咲かせます。
背筋を伸ばして大振りな花を咲かせるチューリップは、多くの人が子供の頃から親しんでいる花。
子供の頃に使った文房具や雑貨などにデザインされていた記憶もあるのではないでしょうか。
そんな身近なチューリップは、比較的咲かせやすい花だと思います。環境がよければ一度植えて放っておいたら、翌年・翌々年も咲いたという話も聞きます。
品種改良で色や形のバリエーションも豊富になっているので、庭のレイアウトを考えるのも楽しいのではないでしょうか。