小さなお子さんがいるご家庭では、子供がシールをベタベタ貼ってしまうことに頭を悩ませることもあるでしょう。
「お気に入りのタイルにシールを貼られてしまった」など、ショックを受けた経験がある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、お子さんがタイルにシールを貼った時の剥がし方についてお伝えします。綺麗に剥がす方法を知って、家の仲を綺麗な状態に戻しましょう。
色々な方法をご紹介しますので、ご自分に合った方法を試してシールを綺麗に剥がしましょう。
簡単な方法がわかれば、これからシールを貼られてしまったときにも役立てることができます。
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タイルに貼ったシールの剥がし方のコツ
つるつるした表面のタイルはシールの粘着剤がぴったりとくっつくので、指や爪だけで剥がそうとしてもタイルに貼ったシールの表面の紙だけが剥がれたり粘着剤が残ってベタベタしてしまうことがあります。
家にあるもので簡単にシールを剥がす方法
色々ありますが、水を使うのが一番手軽な剥がし方です。シールに水を含ませると粘着剤が浮いてタイルからはがれやすくなります。
シールの表面にただ水を付けただけでは流れ落ちてしまって、上手くシールに水を含ませることが出来ない場合は、濡らしたティッシュを湿布して更にラップでカバーをするとシールに水を含ませやすくなります。
シールには表面にビニール加工してあるものがありますので、カッターなどでシールの表面だけを少し傷をつけるとより水が含まれやすくなります。
もしも、簡単に剥がれないようなら爪や定規などでシールの角を浮かせてから、指でゆっくり剥がしていきましょう。力任せに剥がそうとすると、失敗することもあるので、少しずつ剥がすのがポイントです。
周囲だけ剥がれやすいのに中心部だけシールが剥がれにくい時
中心部まで水が浸透していないためです。もう少し濡らす時間を長くしてから再挑戦しましょう。
この方法ならただの水なので、タイルを傷める心配もありません。
タイルに貼ったシールの剥がし方・食器用洗剤を利用
ただの水でタイルに貼ったシールの剥がし方をご紹介しましたが、ただの水では時間を置いても剥がれない場合は、食器用の中性洗剤を使いましょう。
洗剤がシールの粘着剤を浮かし、剥がれやすくなります
食器用洗剤を水に溶かした洗剤液を作ります。あとは水でシールを剥がす方法と同じで、洗剤液をティッシュに含ませて湿布し、ラップをしてシールに浸透させます。時間を置いてから指でゆっくりと剥がしていきます。
ただの水と違うのは、シールをはがした後はしっかり水拭きすることです。シールが綺麗に剥がれても洗剤液が残ったままだと、跡が残ってしまったりタイルを傷めてしまう可能性があります。
洗剤液を使ってタイルに貼ったシールを剥がしたら、乾いた布巾で乾拭きをしましょう
時間を置いてもシールの内部に洗剤液が浸透しない場合は、シール表面だけをカッターなどで傷つけると浸透しやすくなります。
なお、タイルの種類によっては洗剤液を使うことでシミになったり色落ちする可能性もあります。シールが剥がれてもシールが貼ってあった跡が残っては意味がないので、目立たない場所で試してから行うのがお勧めです。
酢を使ったタイルのシールの剥がし方
小さな子供がいる家庭や動物を飼っている家庭には、酢を使ったシールの剥がし方がお勧めです。洗剤液を浸透させている間に子供がいたずらしたりしたり動物が舐めたりしたら大変ですが、酢なら洗剤液と同じような効果が期待出来て、洗剤よりは安心です。
酢を使ってタイルに貼ったシールの剥がし方は、食器用洗剤を使ってシールを剥がす剥がし方と同じです。
シールにカッターで傷をつけた後、酢を水で薄めたものをティッシュに含ませてシールに湿布して、ラップでカバーします。時間を置いてから指でつまんでゆっくりと剥がしていきましょう。
洗剤液と同じように、タイルの変色や色落ちが無いか目立たない所で試してから行い、剥がした後は水拭きをしてから乾拭きをして拭き取りましょう。また、時間を置きすぎるとタイルを傷めることもあるので注意してください。
ハンドクリームを使ったタイルシールの剥がし方
シールの表面だけが剥がれて表面以外が残ってしまうことはよくあります。そうなると、余計にシールが剥がしにくくなってしまいますね。
剥がそうとすればするほど悪化してしまう場合もあるでしょう。
剥がしにくくなってしまったシールには
ハンドクリームを使った剥がし方がお勧めです。ハンドクリームの油分が粘着剤を浮かして剥がしやすくしてくれます。
シール表面のビニール素材がなくなって紙や粘着剤が露出した状態なら、直接ハンドクリームをシールの上に塗ります。けちらずたっぷり目に塗り込みましょう。
ハンドクリームは水と違って蒸発しにくいので、ラップはしなくても構いません。少し時間を置いてから指でゆっくり剥がしていきます。剥がれにくい場合は、浮かせた部分にクリームを入れて少しずつ引っ張るとはがれやすくなったり、指でくるくるとクリームを塗りこむように根気強く指でくるくるしているとぽろぽろ取れることがあります。
ハンドクリームは油分を含んでいますので、素焼きのタイルなどには向いていません
タイルの種類によっては油が染みて跡が残ることがあるので、目立たない場所で試してから行いましょう。
タイルからシールを剥がした後にベタベタが残ったときの剥がし方
タイルに貼ったシールの剥がし方を色々試しても、最後に粘着剤だけがベタベタと残ってしまうことがあります。稀にシールを貼ったままにしておけばよかったと思うほど汚くなってしてしまうこともあるようです。
粘着剤だけが残ってしまった時は、シールを剥がすよりも少し手間がかかりますが、ガムテープを使って地道に取りましょう。
ガムテープを粘着剤を外側に向けて輪にし、シールを剥がして残った粘着剤を輪にしたガムテープにくっつけるようにぺたぺたします。
最初からいきなり綺麗に取れることはないと思いますが、何度もぺたぺたしているうちに、ガムテープの粘着力に負けて残ったシールの粘着剤が取れてきやすくなります。
粘着剤の残りが少量なら消しゴムで擦って消しゴムのカスを粘着剤と絡めて取る剥がし方もあります。消しゴムとガムテープの合わせ技もお勧めです。
それでもだめなら、最終手段はスクレイパーなどで取る方法がありますが、タイルを傷つける恐れがあるので、一気に取ろうとせずに少しずつ力加減には十分に注意しましょう。