朝日の入る寝室や、大きな通りに面して明かりが室内に入りやすい部屋などは、カーテンからの光が気になるものです。
そのような眩しさが気になるお部屋には、遮光カーテンがおすすめです。
そこで、普通のカーテンとの違いや、遮光カーテンの特徴や等級についてご紹介します。
外の明かりが気になったり、朝に太陽の眩しさで目が覚めたという経験がある方も多いと思います。
遮光カーテンを上手に使うことによって、室内環境が快適になります。
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遮光カーテンと普通のカーテンとの違い
遮光カーテンは室内に外の光が入るのを防ぐことができるカーテンです。遮光カーテンを使うことで室内に入る光の程度を調節することができます。また、部屋の灯りを外にもらさない効果もあります。寝室など部屋の使い方に合わせて、普通のカーテンと遮光カーテンを選ぶようにすると便利です。
遮光カーテンの生地のタイプ
黒糸を織り込んでいるもの
生地自体が黒糸を織り込んで作られています。全体的に生地が暗くなる傾向があります。
裏面がコーティング加工してあるもの
生地の裏面に樹脂をコーティングして遮光するタイプです。繊維の間にもコーティングされているので、遮光の効果も高くなります。樹脂をコーティングしているのでビニールのような質感になり、生地のナチュラルな風合いは変わってしまい、生地全体が暗い感じにもなります。
裏地があるもの
黒糸を織り込んで遮光効果がある布を裏地にして、2枚重ねになっているものです。生地の表地の風合いはそのままですが、裏面に黒っぽい布が重なっているので、淡い色の表地だと黒っぽく見えることもあります。生地が2枚重ねなので防寒の効果は高くなります。遮光効果のある裏地をつけるだけなので、お気に入りのカーテンにも遮光効果をつけることが可能です。
遮光カーテンの効果
光を遮って室内の明るさを調節する他に、強い日差しを遮ることで室内の温度が高くなるのを防ぐ効果もあります。生地が厚手になるので窓からの熱気や冷気を防ぎ、連暖房効率を良くすることができますので、省エネ効果もあります。
普通のカーテンとの違いは遮光性の高さ、適している部屋の条件は
遮光カーテンは光を遮って室内を暗くすることができるので、部屋の使い方や目的によって普通のカーテンと遮光カーテンを使い分けると良いです。
遮光カーテンが向いている部屋
- 昼間に睡眠を取りたい
- 直射日光を防いで、家具や畳の日焼けや色あせを防ぎたい
- 日差しで部屋が暑くなりやすいので、日光を遮りたい
- ホームシアターを楽しみたい
- 大きな通りに面した部屋なので、部屋の様子が外にもれるのを防ぎたい
遮光カーテンは主に寝室や西日が強く差し込む部屋、ホームシアターを楽しみたいときに選ぶことが多いです。遮光カーテンにすると光がほとんど差し込まないため、室内がかなり暗くなり、日中でもカーテンを閉めていると照明が必要になってきます。日差しや光が気にならない場合は普通のカーテンを選び、使い分けることも大切です。
遮光カーテンの等級による違いについて
遮光カーテンには光の遮り具合により等級に分けられ、3級、2級、ほとんど光を通さない1級までの3段階があり、全く光を通さない完全遮光1級もあります。
遮光の等級
遮光3級
遮光率が99.4~99.8%未満です。人の表情は認識できますが何か作業をするには暗くて難しくなります。遮光率が低い分、カーテン生地が黒っぽくならないので、淡い色柄の生地もきれいに見えます。
遮光2級
遮光率が99.8~99.99%未満で、人の顔や表情まではなんとかわかります。部屋が真っ暗にはなりませんが、光を遮る効果は高くなります。
遮光1級
遮光率は99.99%以上です。部屋の中が真っ暗になりますので、日中でも照明がないと歩くのも難しくなります。人がいるのはわかっても表情まではわかりません。
完全遮光1級
遮光率が100%で、生地本体からも外の光を通すことはありません。室内はかなり真っ暗な状態になり、人がいるかどうかも認識できなくなります。カーテン自体は光を完全に通さないのでホームシアターを観るときには便利です。ただ、カーテンの隙間からの光漏れはかなり眩しく感じてしまいます。
遮光カーテンの上手な選び方
遮光カーテンは遮光率によって等級がわかれているので、部屋の使い方や目的に合わせて遮光率からカーテンを選ぶようにしましょう。
例えば、仕事が交代制や夜間勤務のため日中の明るい時間に睡眠をとりたいような人なら遮光率の高い遮光1級のカーテンがおすすめです。
普通のカーテンだと光が漏れるので、特に淡い色のカーテンだと閉めていても部屋の中はかなり明るい状態になります。このような場合は遮光1級のカーテンを取り付けて、室内を夜のように暗い状態にすることで眠りやすくなります。
遮光カーテンは厚地になるので、防音効果もあります
外の騒音も防ぐ効果がありますので、うるさくて眠れないということも防ぐことができます。
また、カーテンの防音効果には室内の音が外の漏れるのを防ぐことができますので、近所への配慮をしたいときにも役立ちます。
強い日差しを避けて家具などの変色を避けたい場合や、日光で室内が暑くなりすぎるのを防ぎたい場合なら遮光率の低いカーテンでも十分です。遮光3級のカーテンなら部屋が真っ暗になりすぎずに適度に明るいので、昼間なら照明は必要ありません。強い光を遮ることができますので、直射日光による色あせなどを防ぐことができます。また、遮光カーテンの厚みにより、外の熱気を防ぐほか、寒い時期なら冷気も防ぐことができます。
遮光3級のカーテンなら生地自体もそれほど黒っぽく見えないので、淡い色柄のものなどお好みのカーテンを選んでインテリアも楽しむことができます。
遮光カーテンの正しい取り付け方
遮光カーテンは光を遮るのが目的なので、カーテンの隙間から光が漏れるのを防ぐことも大切です。遮光カーテンにすると室内が暗くなるので、光が漏れるとかなり眩しく感じてしまいます。光漏れがないように、カーテンの取り付け方にも工夫が必要です。
カーテンの上の部分から光がもれないようにする方法
カーテンボックスを取り付けると良いでしょう。カーテンボックスはカーテンレールの上からカバーするように取り付けるので、上から光が漏れることがありません。カーテンボックスを取り付ける他に、カーテンを高い位置から取り付けても良いでしょう。光が漏れるのを防ぐ効果はあります。カーテンの下からも光が漏れてしまわないように、丈を長めにすることもポイントです。
カーテンの横からの光漏れを防ぐためには、両端は折り返すようにし、閉じる部分も長めに重なるようにします。専用の器具も販売されていますので、それを使うのも良いでしょう。
遮光カーテンは全体的に大きめのサイズにすると光が漏れることなく、上手に室内を暗くすることができます。光が漏れないように取り付けることも大切です。
遮光率によって部屋の暗さを調節することもできるので、目的などに合わせて選んでみてください。