野良猫の保護について。
飼えないけど、野良猫を見過ごすことができない状況に陥ってしまった。
それでも保護してしまったのなら、責任があります。
まずは、動物病院へ連れていき、健康診断を受けさせましょう。
さらに、数日でも保護するのですから、トイレやキャットフード、寝床などを用意します。
動物保護団体へ連絡すればどうにかかると考える人が多くいますが、自分で飼い主を探すことができないのなら、保護するべきではないのです。
自分で飼うことができないのなら、自分で保護した野良猫の飼い主を探すのが当り前と考えましょう。
いくら野良猫と言っても、保護してしまったのですから、飼うことができなくとも最低限のお金と覚悟は必要になります。
知り合いを頼ったり、SNSを活用したり、張り紙を貼ったりと飼い主を探す方法はいくつかあります。
それでは、野良猫を保護したけれど、自分では飼い続けることができない時の対処法についてご覧ください。
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野良猫を保護してしまったけど飼えない。そんな時でも動物病院へは連れて行こう
外をのんびりと歩き回っている野良猫。
「お腹を空かせているだろう」「事故に遭ってしまうかもしれない」そんな親切心から飼えないのに保護をしてしまったという方も少なくないと思います。
飼えないのであれば保護はするべきではありません
もし保護をしたのであればそれはあなたの責任。
たとえ一時的な保護であったとしても、保護後はあなたは猫の「飼い主」となり、しっかりと面倒を見なければいけないのです。
飼い主としての責任には様々なものがありますが、まずは動物病院に連れて行くようにしましょう。
譲るにしても、飼い主は猫の健康状態を把握する必要があり、場合によっては適切な治療を受けさせなければいけません。
外で暮らしている野良猫はノミやダニなどの寄生虫、感染症などの病気にかかっている可能性があります。
今後のことは別として、保護している段階での飼い主はあなたなのですから、まずはしっかりと動物病院で処置を受けさせることが大切です。
子猫の野良猫を見つけた時には。飼えないけど保護したときにするべきこと
保護した野良猫が「子猫」の場合には、成猫よりも様々な処置が必要となります。
子猫を保護した場合
温かい環境を作る
生後1ヶ月未満で目を開いているかいないか程度の子猫は、自分で体温調節をすることができません。
特に、こうした子猫の時期は体温の変化に敏感で、体温の低下は命に関わるほど重要なこととなります。
カイロ等をタオルに包み、温かく過ごせる環境を整えてあげて下さいね。
子猫用のミルクを用意する
子猫を保護した場合は、基本的にミルクをシリンダーやスポイトで与えます。
ミルクは「子猫用」のものを与えるようにし、人間用の牛乳は絶対に与えないようにして下さい。
また、ミルクの量は月齢や体重等によって異なりますので、動物病院で診察を受けた際にだいたいの月齢や体重を確認しておきましょう。
排泄のお手伝いをする
子猫は本来母猫に排泄のお手伝いをして貰いますが、母猫がいない今は飼い主さんがお手伝いしてあげる必要があります。
濡らしたティッシュやタオル等でお尻を優しく叩いて排泄を促してあげて下さい。
排泄のお手伝いは1日に数回程度、ご飯を食べ終えたタイミングで行うようにしましょう。
また、野良猫は衛生環境の悪い外で暮らしていましたから体が泥や雨で汚れてしまっていると思いますが、体を洗うのは厳禁です。
子猫にとってシャワーや風呂は風邪を引く大きな原因となりますので、基本的には蒸しタオルなどで優しく拭いて、汚れを取ってあげるようにして下さいね。
野良猫を保護し、安全衛生を確保したら
野良猫を保護した後は安全に過ごせる環境と衛生面を確保する必要があります。
もしも、それらを確保できたのであれば、次は飼い主探しです。
もちろんご自分で飼える場合には必要ありませんが、飼えないという場合には以下を参考に飼い主探しを行いましょう。
野良猫をSNSで拡散する
里親募集の内容を投稿しましょう。
SNSは多くの人に一気に情報を知らせることができ、飼い主を見つけやすいメリットがあります。
しかし、その反面で相手の情報が分からないため、実際に譲渡するまでには様々な点を確認しておく必要があります。
動物病院に野良猫の貼り紙をして貰う
ペットを飼っている人が利用する動物病院に貼り紙をすると「もう一匹飼いたい」という方に出会う可能性があります。
全ての動物病院が協力してくれるということではありませんが、中には快く協力してくれる動物病院もありますので、ぜひ最寄の動物病院に確認してみて下さい。
保護猫譲渡専用のサイトを利用する
インターネットで猫の譲渡サイトについて検索すると譲渡専用のサイトが出てきますので、そちらに里親募集の投稿をして飼い主を探すのもひとつの方法です。
しかし、こちらもSNS同様に全ての人が安全というわけではありませんので、利用する場合には注意が必要です。
野良猫を保護して飼えないからといって愛護団体を頼らないこと
野良猫を保護しても「動物愛護団体に預ければ何とかしてくれるだろう」という考えは厳禁です。
動物愛護団体は保護した猫を預けるところではありません。
保護したのであればその責任を全うするのが飼い主の役目であり、飼えないのに保護するのは自分勝手な行動以外の何ものでもないのです。
また、動物愛護団体には既に多くの猫や犬が保護されている現実があり、既に手一杯になっているのも事実です。
前述したように里親を募集する方法はひとつではありません。
様々な方法を試して、猫の飼い主さんを見つけてあげて下さいね。
どのような経緯でも野良猫を保護したなら『飼えない』は通用しない
猫に限らず言えることですが動物を保護した後に「飼えない」は通用しません。
野良猫には人間と同じように命があります。
野良猫を保護するということは、その野良猫の人生をあなたが背負うということ。
飼えないのであれば飼ってもらうために努力をする必要があるのです。
また、もしも知人などに猫を引き取ってもらえることになった場合には、その後も協力してあげることが大切です。
不妊手術の費用を負担してあげたりキャットフードを届けてあげたりなど、「渡したから今後のことは知りません」というのは避けるようにしましょう。