刑事ドラマなどを見ていると、警察と検察の仲が悪いと感じてしまうこともあります。テレビの影響で、実際にそのような印象を持っている人もいるのではないでしょうか。
でも、実際の警察と検察の仲については分からないことも多いです。両者の本当の仲は一体どのような感じなのでしょうか。
ここでは、警察と検察の実際の仲と両者の仕事内容についてお伝えします。どんな仕事をして、どのような役割があるのかを知ることで、テレビでしか見る機会のない警察と刑事の関係について探ってみましょう。
そうすると、違った視点で刑事ドラマを楽しむことができるようになるかもしれません。
警察と検察の仲や仕事内容・役割に捕まえるのがお伝えします。
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警察と検察の仲は?両者の関係について
ドラマや映画好きな方は刑事ドラマを見ていると、「警察と検察は仲が悪いのか」と疑問に感じてしまうこともあるでしょう。ドラマなどの内容でそんな風に思う機会も多いですよね。
ドラマなどのセリフで描かれている様に仲が悪いのか、それともあれはドラマが勝手に作り上げたイメージなのか気になりますね。
警察も検察もそれぞれの仕事をこなしている
ドラマや映画から「警察と検察は関係が悪いのでは?」という様な印象をどうしても植え付けられてしまうと思います。でも実際は警察は警察の仕事をし、検察は検察の仕事をしているだけなのです。
ただ、ドラマで見るような「対立」はありませんが権利には違いがあります。それは検察の方が警察に情報を公開させる「権利」があることです。
警察からして見ると、逆はないのでそこで面白くないと感じる事はありそうです。ですが基本的にはお互いがお互いの仕事をしているので、対立をしている訳ではありません。
警察と検察の仲が気になる!警察の仕事について
警察と検察の仲が悪いという印象を私達が持ってしまうのは、ドラマなどでは警察の仕事内容が、実際の物と食い違っているというのも、一つの理由だと思います。
よくドラマで、犯人に向かって脅すような文言を発しているシーンがありますよね?ドラマでは警察がその役割を果たしていますが、実際は検察がその仕事をすることになります。
警察の仕事は誰が犯人なのかを突き止めて、その犯人の証拠を掴み逮捕する迄です。与えられている権威もそこ迄になります。私達が映画やドラマから得る印象は大きい物があります。それをベースにして警察や検察の印象を決めてしまうので、実際の仕事とは、食い違いが生じます。
少年などの若い人たちを指導するのも警察の仕事になります。警察と検察の仕事の差が理解れば、「この二つは対立していない」という事がより理解出来るかもしれませんね。
検察の役割と仕事内容
検察と言えば、どんな仕事をしているのを想像しますか?警察の仕事となかなか区別が付かないと思います。似たような仕事をしているイメージもあると思うので、検察の仕事について説明していきます。
検察はその事件の犯人を裁判にかけるのかどうかを決める
上記でも説明した通り、警察の仕事は犯人を捕まえる迄が仕事です。検察の仕事は警察が捕まえた犯人を取り調べて、裁判にするのかしないのかを決定していきます。
裁判にするのであれば、裁判に提出する物的証拠などを提出するのも、検察の役割になります。事件に関わった人たちに裁判で証言をして貰ったり、裁判官に対して犯人に対する検察側からの求刑がどれだけ妥当な物か、裁判で証明して行くのも仕事の一つになります。
また犯人が有罪になった場合、裁判官が決めた刑が実際に実行されるよう、各機関に働きかけるのも検察の仕事になります。
こう考えると検察の仕事は、警察が行った後の仕事とみなすと、より簡単に見分けがつくかもしれませんね。
警察と検察の仲。お互いに役割に違いがある
ドラマが警察と検察の仲が悪いという流れもあるので、実際もそんな感じなのかな?と一般の方は思いがちになります。
ですが実際は警察と検察にはそれぞれの仕事、役割があり、繋がっているので一般の方が思う程、仲は悪くないと思います。
簡単に言えば、警察の仕事の後は検察の仕事になり、一連の流れがある
上記の説明でも理解して頂けたと思いますが、警察は事件が起きた際に、犯人の特定をし捕まえる迄が仕事です。その後の仕事(裁判にかけるかどうか)については、検察の仕事になります。
一連の流れの中の初めの段階は警察が担当し、そこから後は検察の仕事と理解すると役割の違いが理解出来るのではないでしょうか。
その様な仕事の違いが有るので、互いに仲が良い、悪い訳では無いと思います。一つの仕事をやりこなす上で、職場で違う課が別々の箇所を担当していると考えればよりわかりやすいのかなと思います。
警察と検察には共通点もある
警察と検察は似たようなイメージがあると思うので、違った点と言うより、共通点を理解する方が返って簡単かもしれませんね。
警察も検察も一つの問題を解決しようとしている点では、同じ働き(共通点)をしている
事件が起きたら地域に住んでいる市民としては、解決して欲しいと望みます。その地域の安全を守ってくれるのが警察。検察に関しても市民は同じ事を望むと思います。
その住民からの望みに警察も検察も一緒になって関わっている事は事実です。体が動くのも鼻で呼吸をし、心臓で血を送るなど、体の部分毎に違った働きをしますよね?警察と検察も同じで、事件を解決するのに、違った仕事をしているだけで、仕事の目的は一緒なのです。
ならどうして「仲が悪い」というイメージがつくかというと、それはただ単純にドラマなどがその様に描いてしまったからだと思います。実際は、それ程仲の悪さは目立ちません。
ドラマなどの影響から、警察と検察の仲が悪いイメージを私達は持ってしまっています。でも、それはドラマからのイメージからで、実際の仕事は警察も検察も一つの事件を解決する為に一生懸命に働いています。役割分担が違うだけです。ですので、実際はそれ程仲や悪い訳ではなく、事件を解決する為に協力して働いていると思った方が良いと思います。