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ベタの塩浴方法を解説!塩分濃度や塩浴方法・塩浴期間と注意点

飼育しているベタの体調が悪いときや元気がないときは、塩浴という方法で体調を回復させられることがあります。

塩浴には、ベタを元気な状態に戻す効果が期待できるため、この方法で体調管理をしてあげると良いです。

ですが、実際にどのような方法で塩浴を行えばよいのかが分からないと、ベタを塩浴させることができないものです。

ここでは、ベタに塩浴させる方法や手順・注意点についてお伝えします。正しい方法を知って、元気に飼育してあげましょう。

また、塩浴の効果についてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してみてください。

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ベタに塩浴治療をさせる方法・塩分濃度について

魚なのに空気中から直接酸素を取り入れることの出来るベタは、酸素が少ない環境でも飼育できるので、小ぶりなガラス瓶などに入れられた状態で売られていることも多いですよね。
比較的飼育しやすいため、アクアリウム初心者でも育てやすい魚の一つです。しかし、どんな状況でも元気でいてくれるわけではありません。
育てやすいベタも体調を崩したり、病気になってしまうこともあります。

そのような時、初めて熱帯魚を飼育した方だとどうするべきなのか迷ってしまいますよね。
熱帯魚が体調不良になった場合には、塩浴で様子を見るというのが一般的です。
ここからは塩浴させる方法をご紹介していきましょう。

塩浴に必要な塩とその量について

塩浴はカルキ抜きした水に塩を加えて作ります。

塩分濃度は0.5%までが良いと言われています

なぜなら、ベタの体内塩分濃度は0.6%と言われているのです。
その濃度に近づけることでベタの負担を軽減することができ、結果として体調も整いやすくなるのです。
また、塩には殺菌効果なども期待でき、初期の病気の場合には治ってしまうこともありますよ。
そのため、ベタが体調不良の時には薬ではなく塩浴からスタートすることが多いのです。

塩浴に使う塩は、専用のものも売られていますが、特別なものを用意しなくても問題有りません。
スーパーなどに売られている粗塩や精製塩で大丈夫ですよ。ただし、塩以外にアミノ酸などの旨味成分などが添加されているものは使えないので注意してくださいね。

ベタに塩浴させる方法と期間について

塩を用意したら早速塩水を作ってベタを入れてあげたくなると思いますが、それはいけません。
治療の為の塩浴ですが、だからといっていきなり塩分濃度0.5%の水の中にベタを入れると、水質の急激な変化に対応しきれず更に弱ってしまうかもしれません。
塩浴させるときには、少しずつ塩分濃度を上げていく必要があります。

塩浴の方法

塩浴用の飼育水(カルキ抜きした水)の量をしっかりと量っておき、必要な量の塩を用意しましょう。

0.5%で塩浴させる場合に必要な塩の量は、水1Lに対して塩5グラム

塩浴用の水槽に飼育水とベタを入れて、用意した塩をティーパックなどで包み水槽に沈めます。
ゆっくり自然に塩を溶かしたいので、かき混ぜたりはしないでくださいね。
塩がゆっくりと溶ければ塩分濃度もゆっくりと上がっていくので、ベタの負担も少なくなります。

塩水は1~2日を目安に水換えを行い、餌は塩浴中は基本的に与えません。

ただし、塩浴期間が長引くようであれば必要になってきます。

塩浴の期間

塩浴は、1週間程度を目安に行います。
ベタが元気になったら塩浴は終了してかまいません。

元気になっても塩水で飼育することは可能ですが、ベタ自体が弱い魚になってしまいますから、長期間の塩浴はあまりおすすめできません。
体調が回復したら元の淡水に戻して上げましょう。
このときにも一気に塩分濃度を下げるのは、ベタにとってはあまり良くありません。
塩水を数回に分けて淡水を交換して、徐々に塩分濃度を下げるようにしましょう。

ベタの塩浴方法を知って飼育しよう!塩浴の注意点

ベタが体調不良になった時には、塩浴をしての回復を待つ方法から始めるのが一般的です。
自宅にあるもので手軽に出来る治療方法ですし、ベタにとっても薬剤を使うより負担が少ないのでおすすめの治療方法です。

簡単な治療方法ですが、いくつか注意点もあります。

塩浴用の水槽を用意すること

塩水はベタにとっては良い方法なのですが、水草やバクテリアにとっては天敵と言えるでしょう。
塩分濃度が上がるにつれて水草が枯れたり、バクテリアの数が減る可能性が高くなります。
そのため塩浴を行なうときには普段飼育に使っている水槽とは別の容器で行なうのがおすすめです。

塩分濃度が0.5%を超えないようにする

塩水に入れるのが良いのは、体内塩分濃度に飼育水の塩分濃度を近づけることで、ベタの負担を軽減できるからです。
また塩水には殺菌効果も期待できます。
しかし、塩水の塩分濃度を上げすぎてしまうと、ベタは体内塩濃度を整えなくてはいけなくなり危険が伴ってしまいますから、塩の入れすぎには注意しましょう。

塩浴中は絶食が基本

基本的に塩浴は1週間程度を目安に行いますので、この期間は絶食します。
餌を与えると水質が一気に悪化しますから、かわいそうになりますが与えてはいけません。
ただし、塩浴が長期に渡る場合には餌も必要になります。
餌を与えて食べ残しがある場合には、スポイトなどで吸い取ったり、早めに水換えを行なうなどして対処しましょう。

ベタに塩浴が効果的なのは殺菌効果があるから

ベタを塩浴させる方法がなぜ一般的なのか。
それは、塩浴に殺菌効果も期待できるからです。

飼育水を0.5%くらいの塩分濃度の塩水に替えると、ベタにとっては体内塩分濃度に近いため快適な水質となります。
しかし、寄生虫や病原菌にとっては高すぎる塩分濃度となってしまいますから、体から水分が奪われて滅んでしまいます。
これが、塩による殺菌効果です。
殺菌効果だけを考えるなら、塩分は高ければ高いほど良いことになりますが、高すぎる塩分濃度はベタにとっても負担となるので注意しましょう。

病気の初期には病原菌の数も少なく、塩浴でも対処出来ることが多いので、体調不良や病気の初期なら塩浴から始めるのがおすすめです。

病気に対する薬剤も売られていますが、効き目が強い分ベタにとっても負担となります。
弱っているときに薬剤を使うと、薬剤に耐えられずに最悪の結果を招いてしまうことも多いのです。

塩浴には浸透圧の調整効果もある

ベタが弱っているときに塩浴すると、ベタの負担が軽くなるのは、浸透圧が関係しています。

ベタは淡水魚なのに、塩水で負担が軽くなるという点を不思議に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ベタは淡水で飼育しますから、飼育水には塩分が含まれていません。
しかし、ベタの体に流れる体液や血液には塩分が含まれているのです。
この2つの塩分濃度が違うで、ベタの体の外と中では浸透圧に差が出てしまいます。

浸透圧は高い方から低い方へ移動する特性があり、この浸透圧を調整する行為には体力を使います。
元気なベタにとっては問題ない範囲ですが、体調を崩しているべタにとっては負担となるのです。

この負担を取り除いてあげるのが塩浴です。
ベタの体内塩分濃度に合わせた塩水で飼育すると、浸透圧を調整が少なくて済むため、奪われる体力も少なくて済みます。
その分のエネルギーを自然治癒に使うことが出来るので、ベタが元気になるという仕組みです。

塩浴はベタへの負担が少ない上に、回復へと導く素晴らしい治療方法です。
上手に塩を使って、ベタを元気にしてあげてくださいね。