熱帯魚のヒーターの故障は熱帯魚を飼育する上でありえることです。
しかし、はじめて熱帯魚を飼育した人にとっては当然はじめてのことなので慌ててしまう人もいるでしょう。
まずは、熱帯魚の水温を低下させないためにも、すぐに応急対策が必要になります。
そこで、熱帯魚のヒーターが故障したときの緊急対策や注意点について、水槽ヒーターが故障したときにすぐにやるべき緊急の対処法やヒーターの予備を備えること、水槽ヒーターが故障したときに絶対にやってはいけないことや水槽ヒーターが故障するまでの期間、水槽サイズに合わせたヒーターの使用などお伝えしていきましょう。
これを読めば、突然水槽のヒーターが故障してしまったときでも慌てずに対応することができ、故障のための備えも忘れずにすることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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熱帯魚の水槽ヒーターが故障したときの緊急対策
ヒーターが故障してしまった場合、ヒーター以外の方法で水槽内の水温が下がらないようにするしかありません。
新しいヒーターを取り付けるまでの間の、対策を紹介します。
ヒーターがない間、水温を下げないための工夫
水槽を置いている部屋の温度を上げる
水槽を部屋のどこに置いているのかによって変わってはきますが、寒い環境に置いている場合はどんどん水温が下がってしまいます。
暖房で部屋を温めたからといって水温を上げる事は難しですが、現状の水温を急激に下げない為には周囲の温度を上げおく対策が必要です。
居間などであれば比較的行い易いですが、暖房のない部屋や玄関などの冷えやすい場所に水槽を置いている場合には、近くにストーブを持っていき温めたり、又は動かせる水槽であれば暖かい部屋に移動させるなどの工夫をする必要があります。
水槽自体を保温する
水槽の周辺の空気を温めると同時に、水槽内の水温が下がらないように水槽を新聞紙やアルミホイル、ダンボールなどで覆うなどをして、水槽内の熱が逃げないように対策をします。そのままにしておくよりも、ずっと水温の下がり具合が緩やかになります。
熱帯魚の中には水温の変化に弱い種類もいますので、ヒーターが故障してしまった時には、一時的にこのような水温を下げない工夫をすることが、とても大切です。
熱帯魚用ヒーターは故障に備えて予備も必要
熱帯魚にヒーターが必要であるという事は、水温が低い事は熱帯魚の体に負担がかかるという事に繋がりますね。また水温が高かったり、低かったりと一日の中で変化が多いことも熱帯魚の体力を奪う原因となってしまいます。
熱帯魚を健康的にそして過ごしやすい環境で育てて行くためには、やはり一定の温度を保つ事が出来るヒーターは欠かせないものなのです。
そのためヒーターが故障した時の為に、本来であれば予備をストックしておくことが理想です。
予備がない場合、仕事や都合の関係ですぐに買いに行くことができない時もあるでしょう。そういった場合には水温を下げないよう対策が必要になりますし、熱帯魚にも負担がかかってしまいます。
予めストックがある状態ですと、すぐにその場で新しいものに取り替える事ができるので、特別な対策をする必要もなく、熱帯魚に負担をかけずに済むのです。
熱帯魚を飼育しているうちは必ず必要になるものですから、予備を買っておきましょう。
熱帯魚の水槽ヒーターが故障して絶対にやってはいけないこと
先程もお話しましたが熱帯魚は水温が低いと体に負担がかかります。
そして急激な水温の変化にも弱いです。
ヒーターの故障に気づかず、水温がかなり下がってしまった場合、飼い主としては早く暖めないとと思い、新しいヒーターなどで急いで温めると思います。
ですがこの行為は更に熱帯魚に負担をかける事となってしまい、体調を崩す個体がでる可能性もあります。
ではどうすれば良いのかという話になりますが、元の理想的な温度には緩やかに戻すことがポイントです。
急激ではなく、緩やかに水温を上げる事で熱帯魚への負担を最小限に抑える事が出来るでしょう。
水温計を確認しながら新しいヒーターで徐々に温めてあげましょう。
熱帯魚ための水槽ヒーターが故障するまでの期間とは
ヒーターはいつまでも使えるわけではありません。
市販されているヒーターの中には、メーカーによって1年ごとに交換する事を推奨しているものもあります。1年というのは過ごしてみるとあっという間です。
この間交換したばかりなのに?と思うほど月日が流れるのは早く感じますし、10年や20年使えるものではないので、ヒーターは意外と長持ちしないものであり交換が必要なものだと考えておきましょう。
中には問題なく2~3年使うことができている人もいます。ですが逆に耐用年数が来る前に故障してしまう人もいます。
そのため、いつその交換のタイミングが来ても良いように備えておくことが大切です。
次に故障した時にすぐに取り替えられるように、一つ多めに購入しておきましょう。
ヒーターは水槽のサイズに合わせて選びましょう
水槽内の温度を効率よく保つためには、水槽のサイズに合うヒーターを使うことが最も重要です。
水槽の大きさに対して小さいヒーターを使えば、初期費用は安いかもしれませんが、常にフル稼働で加温が必要な場合には、電気代もかかりますしヒーター自体の寿命も短くなってしまい、結果的に高くつく事になってしまいます。
また逆に小さな水槽や水深の浅い水槽で、合わないサイズの大きいヒーターを入れてしまった場合、加熱のしすぎや空焚きになってしまうなどの危険もあります。
このため適したサイズのヒーターを使うことが、安全に飼育するために必要なことなのです。
そのほかに注意したい事は、加熱中のヒーターをそのままの状態で水から出してはいけないという点です。
先程の空焚きにもなりますし、火事や怪我の原因にもなってしまうため、スイッチを切り熱がおさまった頃に取り出すことが鉄則です。
メーカーによっては空焚きになり、その空焚きを防止する機能が働くとヒーターが使えなくダメになってしまうものもあります。取扱には十分注意しましょう。