高校の卒業証明書が必要なのに、すでに廃校となっているときにはどうしたらいいのでしょうか?卒業証書のコピーは卒業証明書の代わりとなる?
廃校となっているときには、ここに問い合わせてみましょう。もし、卒業証明書を手に入れるのが難しいようなら提出先に相談してみてください。
卒業証明書を高校に申請するときの方法を紹介します。
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公立高校の卒業証明書がいるのに廃校になっている場合
高校の卒業証明書が必要なシーンは色々ありますが、母校が廃校になっていたら困りますよね。「廃校になっているから用意できません」では済まない場合もあります。
通常は高校に連絡すると卒業証明を貰うことが出来ますが、もうない場合はどうしたら良いのでしょうか?
母校がなくなるパターンは、廃校と統合の2パターンがある
自分の母校がどちらのパターンなのかによっても、対応は異なります。
公立高校で統合された場合は、統合先の新しい学校が管理しているはずなので、新しくなった学校に問い合わせをしましょう。卒業年度やクラス、名前等を伝えてください。
廃校で完全になくなってしまった場合や統合先を覚えていない場合は、教育委員会に問い合わせをしましょう。地域によって対応の仕方は変わりますので、まずは母校があった地域を担当する教育委員会に、「廃校になった高校の卒業生で、卒業証明書が欲しいのだがどうしたらいいか?」と問い合わせます。そうすると、対応方法を教えてくれたり、担当している連絡先を教えてくれたりします。
公立高校の場合は廃校になっていても、卒業証明書を手に入れる方法がありますので、諦めずに対応しましょう。
私立の高校が廃校になったときの問い合わせ方法
私立高校の場合は、高校を運営していた学校法人がまだあるかどうかをまずは調べてみてください。自分の母校は廃校になっているけど、同じ学校法人が今でも別の学校を運営していることもあります。
在校中は意識していなくて学校法人の名前が分からなくても、調べると分かる場合もあります。
学校法人がまだ存在している場合は、その学校法人に問い合わせします。事務局などの電話番号が分からない場合は、分かる番号に問い合わせして教えてもらいましょう。
自分の母校の学校法人名が分からない場合や学校法人自体消滅してしまっている場合は、公立高校の廃校と同じように教育委員会に問い合わせしてみてください。
私立高校で統合になった場合は、公立高校と同じく統合先の学校に卒業証明書が欲しい旨問い合わせをしてみましょう。
卒業証書でいい?高校の卒業証明書が廃校で手に入りにくいとき
卒業証明書が必要になる主なシーンと言えば、転職先に提出を求められた時だと思います。新卒以外でも学歴を重視する会社や過去に学歴詐称をされた経験のある会社は、卒業証明書を提出するように求めてくることがあります。
高校が廃校になっていると卒業証明書が手に入りにくい場合もあって、困ると思います。卒業していることを証明出来ればいいのであれば、卒業証書で代替が利く場合もあります。
ただし、転職先の企業から卒業証明書の提出を求められたら、基本的に代替ではなく「卒業証明書」である必要があります。どうしても手に入りにくい場合や入手に時間が掛かる場合は、卒業した高校が廃校になっている事を説明して、卒業証明書ではなく卒業証書では対応することが可能かどうか相談してみましょう。
ちなみに、卒業証書とは卒業式に貰う賞状です。黒い筒に入っていたり写真の台紙のような物に入っているのが一般的です。卒業証書は卒業式に貰うので、捨ててなければ実家などにあるはずですが、卒業証明書の発行は希望者のみという学校も多いので、無ければ申請が必要です。
高校の卒業証明書の提出が遅れるときは連絡を
ここまでで高校が廃校になっていても、卒業証明書が貰える可能性があることは分かりましたね。
ただ、中には母校が廃校になっていた事を知らず、すぐに準備できると思ってのんびりしていたら、高校が廃校で卒業証明書の入手に時間が掛かって、提出期限に間に合わなくなってしまったという人もいるでしょう。
もしも、提出期限までに卒業証明書が用意出来ない場合は、事前に提出先に相談しましょう。特に転職先に提出する人は、必ず事前に相談することをお勧めします。大抵の場合は、事情を話せば待ってくれます。
入社手続きの時になってから「忘れました」や「実は間に合わなくて…」と言うのでは、印象が悪くなってしまいます。提出遅れでいきなり入社を取り消されることはないと思いますが、入社早々に約束を守れないだらしない人というレッテルを張られてしまう可能性があります。
軽く考えずに、提出が遅れることを謝罪して、事情を説明して相談しましょう。相手の出方にもよりますが、卒業証書なら提出期限に間に合うようなら、話してみると良いでしょう。
高校の卒業証明書はすぐにもらえない?早めに問い合わせましょう
高校の卒業証明書を発行してもらうには、手続きが必要です。手続きの方法は、学校によって多少違いますが、基本的にはまずは電話で問い合わせをするのが一般的です。高校が廃校や統合している場合の問い合わせ先は、先述の内容を確認してください。
高校や教育委員会等に電話をして、卒業証明書が欲しい旨伝えます。すると、相手から発行に必要な事を伝えられたり、質問されるので答えましょう。
学校によって必要な物は違いますが、卒業証明書の発行には、身分証明書や印鑑、申請書類、発行手数料などが必要になる場合があります。言われた物を用意しましょう。
卒業証明書の発行には、卒業年度や学科、クラスなどの情報が必要になることも多いので、自分の卒業年度が分からない人は問い合わせをする前に調べておきましょう。
なお、卒業証明書は郵送でも発行して貰えます。母校が廃校になっている場合は、郵送のみの可能性もありますので、貰う方法を確認して下さい。
郵送で発行してもらう場合は、申請書や手数料の振込などを確認してから発行されることになるので、発行まで時間が掛かります。問い合わせから卒業証明書が手元に届くまでに1~2週間以上時間が掛かることもあるので、必ず早めに問い合わせをしましょう。
提出期限まで時間が無い場合や直接取りに行ける場合も、いきなり行っても発行してもらえないこともあるので注意が必要です。
また、学校によっては一度卒業証明書を発行したことのある卒業生には、二度発行しないというのがルールになっている場合もあるようです。もしも再発行出来ないと言われたら、卒業証明書は書類なので物理的に再発行が無理な訳ではないはずなので、粘ってお願いしてみましょう。