脱皮前後のレオパは食欲がなくなるって知っていますか?
レオパの食欲がいつもよりないと飼い主として心配になりますが、もし全身が白く濁っているようでれば、食欲がなくてもまずはそっと見守っていましょう。
ただ拒食の原因が脱皮によるものではない場合もあります。
餌を食べない原因は他にもありますので注意しましょう。
レオパの脱皮前後の食欲、注意点について詳しくご紹介します。
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レオパは脱皮前に食欲がなくなる場合が多い
レオパと呼ばれることが多いヒョウモントカゲモドキは、その名の通りトカゲの一種です。トカゲやヘビを代表とする爬虫類は、脱皮を繰り返す生き物ですので、レオパを飼育するうえでは、脱皮前後のレオパの様子についても理解しておく必要があります。
レオパの食欲が落ちてエサを食べなくなってきたら、まずはレオパの体の色をよく観察してみてください。もしも、体の色が白っぽく変色してきていたら、それは一番わかり易い脱皮前のサインです。
脱皮前のレオパは、表面の皮がだんだんと浮いてきて、やがて体全体が白っぽくなります。レオパは小さなうちから脱皮を繰り返しながら、その頻度は徐々に減ってはいくものの、大人になってからも脱皮を続けます。中には脱皮前にもとくに食欲に変化のないレオパもいますが、脱皮前に体が白くなりだすと、完全に脱皮が終わるまではエサを食べなくなるケースが多いです。
レオパは若いうちは二週間に一度くらいのペースで脱皮を繰り返すのですが、個体によっては10日ほどの間隔で脱皮する場合もありますので、脱皮が終わってやっと食欲が戻ったと思ったら、数日でまた脱皮が始まって食欲が落ちるのを繰り返すこともあるようです。
レオパは脱皮前から食欲が落ち、脱皮した皮は自分で食べる
レオパは脱皮前だけでなく、脱皮が終わってからも数日間エサを食べないことがあります。これは、レオパが自分が脱皮したあとの皮を食べてしまうという習性が影響しています。
脱皮前に食欲が落ち、その後脱皮が終わると今度は剥がれた皮を食べるので、それだけでお腹がいっぱいになってしまって、脱皮後にエサを食べ始めるまでに時間がかかるようです。
やっと脱皮が終わってお腹がペコペコなはずなのですから、自分が脱いだ皮など食べずに、エサを食べればよいのにと思わずにはいられませんが、それが彼らの習性なのですから、まずはその後に自然とエサを食べ始めるようになるまでは、たとえ脱皮後に数日間食欲が落ちていたとしても、とくに心配する必要はないでしょう。
脱皮前後以外でレオパの食欲が落ちる原因
脱皮前のレオパは体の色を見て判断することができますが、脱皮前以外のタイミングで食欲が落ちることもあります。レオパの食欲が落ちる原因をいくつかみていきましょう。
- 環境の変化
レオパを購入してきた直後や、飼育ケース内のレイアウトを移動した際などに、一時的に食欲が落ちることがあります。 - エサを変えた
これまでのエサと違うものを与えた時などに、エサとして認識できない場合があるようです。 - 急に寒くなった
暖かい時期と比べると、冬場は活動量が落ちるため、それに伴って食欲も減少します。まずは飼育ケース内の温度を確認して、ヒーターを設置するなどの対応が必要となります。 - 病気よるもの
上記のケースに該当しない場合は、何らかの病気によって体調を崩している恐れがありますので、まずはよく観察しましょう。状態の良いレオパであれば、数日間エサを食べなくても目に見えて痩せるようなことはありませんが、明らかに痩せたり、普段と違う様子が見られる場合は注意が必要です。
レオパの脱皮前後に飼い主として気を付けたいこと
レオパに限らず、爬虫類が脱皮を繰り返すのには意味があります。彼らが脱皮をするのは、人間がお風呂で体の垢を落とすのと同様に考えると良いでしょう。人間のように擦って垢を洗い流すことができないので、その代わりに脱皮を繰り返しながら成長していくのだと考えられています。
レオパが脱皮をする際には、想像以上の体力を必要としますので、中には途中で脱皮がストップしてなかなか進まなかったり、指先などに上手く剥がれなかった皮が残ってしまうこともあります。なかなか上手く皮を脱ぐことができない姿を見ていると、つい手伝ってあげたくなるものですが、まずは手出しをせずにそっと見守ることが鉄則です。
レオパの脱皮前後に人間ができることと言えば、脱皮に失敗しないように、飼育環境を整えてあげることです。白っぽく体の色が変わってきたら、通常よりも飼育ケース内の湿度を上げてください。こうすることで、皮が浮いてより剥がれやすくなります。
もしも、毎回シェルターの中で脱皮をする習性のあるレオパの場合は、脱皮前にシェルターの下にも霧吹きで水をかけて、シェルター内の湿度を上げてあげましょう。
レオパが脱皮不全になってしまった時の対処法
いつもは上手く脱皮をできるレオパでも、脱皮に失敗してしまうことがあります。いくらあまり手出しをしないほうが良いとは言っても、脱皮不全を起こしてしまったレオパに対しては、適切な処置をしてあげる必要があります。
レオパが脱皮不全を起こす一番の原因は、湿度不足によるものです。とくに冬場の乾燥した時期には、脱皮時期に関わらず、普段から飼育ケース内の湿度が下がりすぎないように、注意しておかなければなりません。
その他にも、室温が下がっていることで脱皮のサイクルが狂ったり、脱皮の途中で何らかのストレスを感じて、途中で脱皮をやめてしまうこともあります。
脱皮不全のほとんどは、指先や尻尾、目などに剥がれかかった皮が残ってしまう状態を指します。脱皮不全をそのまま放置することで、指先が壊死したり、目が開きにくくなるといった恐れがありますので、一刻も早く皮を取り除いてあげる必要があるのです。
もしも、レオパが脱皮不全を起こしてしまった時は、その部分をぬるま湯に数分浸けてふやかしてから、綿棒やピンセットなどを使って優しく皮を取り覗いてください。これが目の周囲の場合は、レオパの目を傷つけてしまう恐れもありますので、ムリして自分で対処しようとせず、専門のドクターにお任せした方が良いでしょう。
脱皮前の兆候を見逃さないように、普段からレオパの様子を観察することの重要性がご理解いただけたら幸いです。