グッピーの稚魚の繁殖に挑戦しようと思っている人の中には、グッピーの成長過程が知りたい人もいるのではないでしょうか。
繁殖に挑戦するときは、産まれてきた稚魚がどんな過程で大きくなっていくのかを知ることで、上手に繁殖させることができます。
ここでは、グッピーの稚魚の成長過程や上手に繁殖させる方法についてお伝えします。成長と繁殖に関する知識を得ることで、初めての繁殖を成功させてください。
グッピーは初心者でも繁殖が比較的簡単にできる熱帯魚です。成長や繁殖のコツを知って、水槽の中にグッピーをたくさん泳がせてくださいね。
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グッピーの稚魚の成長過程
グッピーの稚魚は成長速度が早く、生まれてから2ヶ月もすれば、もう繁殖ができるようになります。
生まれてすぐのときには5mm程度だった体長も、1ヶ月で2cm近くなり、2ヶ月では3cmを超えて成魚となるのです。
稚魚を飼育するときの水温は、適温の28度前後に保ちます。適度な水換えを行うことや、十分な餌を与えることによって、成長速度はより早くなると言われています。
生まれたての頃はじっとして過ごすことが多いですが、生後5日もすれば泳ぎ回るようになりますので、元気に泳ぎ回ることができる広い水槽で飼育すれば、さらに健康に育ち、成長も早くなります。
稚魚を育てる際にも、水質管理は大切です。
スポイトでこまめにゴミを取り除いたり、適温を保つことで、稚魚が元気に成長できるようにしてあげましょう。
グッピーの稚魚が色づくまでの成長過程
生まれたてのグッピーには、まだ成魚のようなきれいな尾の色はなく、メダカのような薄い色をしています。
しかし、体長が1.5cmになる生後1ヶ月を過ぎた頃から尾ビレが色づき出し、2ヶ月頃になると親魚と同じ色になります。模様も、2ヶ月の頃にはまだはっきりしませんが、2ヶ月頃になるとはっきりします。
親魚の種類が違うものを交配させたときには、色が混ざりあったミックスグッピーになります。
オスの親魚の色が強く出ることが多いですが、色が薄くなってしまったり思った通りの色にならなかったりすることも多く、自分での改良は難しいです。
できれば同種で繁殖させたほうが綺麗ではっきりした色になりますし、改良品種を自分でも作りやすいです。
同種かどうかの判断は、自分では難しいと思いますので、信頼できる熱帯魚ショップの店員に確認してみましょう。
成長過程の早いグッピー・稚魚が産まれたら生後30日を目安に分けよう
繁殖能力が高いグッピーは、交配を繰り返し、次々と繁殖を繰り返します。
グッピーが増えすぎて、面倒が見れなくなってしまった、という事態を避けるためにも、グッピーの稚魚は早めにオスとメスで別けて育てましょう。
グッピーは生まれてから2ヶ月もすれば、成魚となり、繁殖できるようになります。
そのため、生後1ヶ月を過ぎたら、オスとメスを見分けて選別するようにしましょう。
性別の見分けは、誰でも簡単にできますよ。
オスはきれいな尾ビレを持ちますし、メスはメダカのような薄い色のままでいます。一番わかりやすい見た目の変化なので、この方法なら、簡単に見分けることができますね。
尾ビレの他にも、見分けるポイントはあります。
メスの場合には、腹部に妊娠点が見られるようになります。
体の表面や模様でも見分けることができるかと思いますので、見分けが可能になったら、オスはオス同士で、メスはメス同士での飼育を開始しましょう。
グッピーの稚魚が産まれたあとの育て方!最初は分離器・成長したら水槽に戻す
グッピーの出産の際には、産卵箱を使用する方が多いと思います。
メスの親魚が稚魚を産んだら、数日後にメスを元の水槽に戻しますが、稚魚はこの時点ではまだ戻しません。
元気に泳ぎ回れるようになった後も、成魚に食べられない大きさに成長するまでの間は、産卵箱での飼育を継続しましょう。
成魚に食べられない程度の大きさとはどの程度でしょうか。
この判断は非常に難しいと思います。
成魚の口の中に稚魚が入らない大きさになれば良いのですが、沢山いる稚魚を1匹ずつ測定するわけにはいきませんよね。
サイズ的には、2cm程度になれば他の成魚につつかれたり食べられたりすることもなく過ごすことができますが、見た目で判断すると移すのが早すぎで失敗することも少なくありません。
判断のポイントになるのは、やはり、オスとメスの見分けが出来るようになった頃だと言えます。
オスの尾ビレがきれいに色づき出した頃、オスの体の表面に模様が出てきた頃を目安にすると良いでしょう。
つまり、生後1ヶ月を過ぎた頃ですね。
しっかり成長してから、水槽に戻すことで、成魚になれる稚魚の数も多くなります。
ぜひ、移す時の参考にしてみてください。
グッピーの稚魚に与えるエサについて
最後に、グッピーの稚魚のエサやりのコツについて紹介して終わりにしたいと思います。
グッピーの稚魚には、専用の餌を用意します。
他の熱帯魚の稚魚と比べると、比較的大きなサイズをしているため、稚魚専用の餌が用意できない場合には、親魚の餌を細かくすりつぶして与えても良いでしょう。
成長速度が早いグッピーの稚魚ですので、成長期にはしっかりと栄養を与える必要があります。
餌は、食べられるだけ与えてあげましょう。
体が小さい稚魚は、沢山の量を一度に食べることは出来ませんし、食べた栄養を体に溜めておくことも難しいです。
そのため1回の食事で沢山の量を与えようとするのではなく、食べ切れる量を数回に分けて与えて下さい。
目安になるのは、1~2分で食べられる量の餌を1日5~6回与えることです。
餌が足りない時には、水中のプランクトンを食べますので、水槽には水草を入れて、適度な光が当たるようにしましょう。
卵生の稚魚とは異なり、卵胎生のグッピーは生まれた時に体に養分を蓄えていません。
そのため、グッピーの稚魚には、生まれてすぐに餌を与える必要があります。
生まれたらすぐに、グッピーの稚魚がいる場所まで届くようにして、餌を入れてあげましょう。
始めは餌を認識しないかもしれませんが、一度口に入ればその後はよく食べてくれますので、安心してくださいね。