幼稚園に入園するお子さんがいるママたちの中には、幼稚園で使うコップ袋を手作りしてあげたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
紐付きのコップ袋を手作りしたいと思っていても、作り方が分からないと上手に作ることはできないものです。
ここでは、幼稚園で使うコップを入れる、コップ袋の作り方についてお伝えします。必要な材料やポイントを知って、ママの愛情がたっぷりこもった素敵なコップ袋を手作りしてあげましょう。
また、ミシンの使い方に慣れていない人のために、まっすぐ縫うコツについてもご紹介します。こちらも是非参考にしてみてください。
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幼稚園の子供に紐付きのコップ入れを手作りしよう
子供が幼稚園に入園する時には、バックやお弁当グッズなど様々なものを揃えますよね。
「手作りしてあげたいな。」と思う方も多いでしょう。
しかし、今まで裁縫に触れる機会の無い方だと、作ってあげたい思いはあっても、どうしたら良いのか迷ってしまいますよね。
初めて手作りしてあげるのなら、コップ袋がおすすめです。
私の子供の通っている幼稚園では、お弁当や給食のときに麦茶や水を入れたり、食べ終わった後の歯磨きの時のうがいにもコップを使っています。
お弁当の袋にはコップが入るスペースがありませんから、コップ袋に入れて持っていっています。
もし、同じようにコップを使う幼稚園なら、ぜひコップ袋から挑戦してみてくだい。
コップ袋はいわゆる巾着袋です。
巾着袋は比較的簡単で、単純な作りの物であれば材料も生地と紐だけで作ることが出来ます。
コップ袋に必要な生地は「52cm×20cm」程度です。
お使いの型紙によって多少サイズは異なると思いますが、幅のあるコップ袋でも25cm以下の物がほとんどです。
生地はキャラクターものだと、10cmあたり160~280円であることが多いです。
キャラクターではない生地なら10cmあたり100円以下でも探すことが出来ます。
入園入学時期には可愛い生地がたくさん揃いますから、生地選びも楽しいですよ。
子供はママの手作りが大好きです。
我が家にも子供が二人おりますが、二人とも作っている最中から「どっちが私の?」と興奮しています。
コップ袋は意外と簡単に作ることが出来ますから、ぜひ挑戦してみてくださいね。
幼稚園で使うコップ入れを作る時のポイント
幼稚園で使うコップ袋はいわゆる巾着型で、紐で絞る袋です。
大人が使う場合にはさほど気にする必要はありませんが、幼稚園児が使うので、使い勝手には気をつけたいところですよね。
そこで、幼稚園で使うためのコップ袋を作る時にポイントをご紹介しましょう。
コップ袋を作る時のポイント
紐が1本のタイプにする
幼稚園に入園したばかりの子供は力も弱いですし、できるだけ単純な作りの方が使いやすいです。
ですから、コップ袋は紐1本だけのタイプにしましょう。
汚れの目立たない生地にする
幼稚園に入園したばかり子供は、ソースやお醤油などを袋につけてしまうことも多いです。
洗濯しても綺麗に落ちないことも多いので、できるだけ汚れの目立たない色柄の生地を選ぶのもポイントです。
キャラクターものの生地は子供も好みますし、カラフルで汚れも目立たないのでおすすめです。
洗濯に強い生地を選ぶ
頻繁に洗濯するものですから、丈夫なコットン生地が向いています。
しかし、初めて生地を購入する時にはどれがコットン生地なのかわからないですよね。
最も簡単に選べるのは、入園前の2~3月頃にお店へ出向いてみることです。
その頃になると「入園グッズ用」としてまとめて並べられることが多いので、その中から選ぶと良いでしょう。
紐付きコップ入れを作る時に必要な材料・用意するもの
では、早速、コップ袋の作り方をご紹介しましょう。
まずは材料や用意するものです。
●コップ袋の材料
- 布 縦52cm×横20cm(もしくは縦26cm×横20cmを2枚)
- 紐 50cm
●コップ袋を作るために用意するもの
- ミシン
- ミシン糸
- 定規
- チャコペン
- 裁ちバサミ
- まち針
- 紐通し
- アイロンとアイロン台
生地は定規やチャコペン、厚紙などを使って、縦52cm×横20cmのサイズに裁断します。
縦長の生地を半分に折ってコップ袋にしますから、上下が決まっている柄の場合には裏側の柄は逆さまになってしまいます。
その様な場合には、更に半分に裁断しておいてくださいね。
幼稚園で使うなら、ループエンドもつけてあげると仕上がりが可愛くなりますし、使うときにも手が引っかかるので使いやすくなりますよ。
必要に応じて用意してくださいね。
幼稚園で使う紐付きコップ入れの作り方
ここでは、縦52cm×横20cmの生地を用意した場合の作り方をご説明していきます。
●コップ袋の作り方
- 用意した生地の縦のラインにジグザグミシンをかけます。(ほつれ防止の為)
- 表面同士を合わせて半分に折って、まち針で止めておきます。
- 底の部分が下になるように生地を置き、右端の上から6cmのラインに印をつけます。(あき止まりの位置)
- 同様に左側にも上から6cmのラインに印をつけます。
- 端から1cmのラインを、底側からあき止まりの印までミシンで縫う。
- 左右ミシンをかけたら、縫い目に沿って両端を割ってアイロンをかけます。
- あき止まりの部分を、布端から7mmくらいのラインでコの字型に縫います。
- 入り口側1cmの幅で折り、アイロンをかけます。
- さらに2cm幅で折返し三つ折りにして、アイロンをかけます。
- 三つ折りの下の部分から2~3mm上を縫います。
- 袋を表に引っ繰り返します。
- 紐通しを使って、ぐるりと一周紐を通してからしっかりと結んだら完成です。
●マチを作りたい場合
- 生地を袋が裏返しの状態で、横の縫い目を中心にして左右に開きます。
- 底の両端に7cmのマチが出来るように印をつけて、ミシンで縫います。
- 反対側も同様にマチを縫いましょう。
幼稚園のコップ袋作り・ミシンでまっすぐ縫うには
幼稚園のコップ袋を作る時に必要になるのがミシンです。
普段使い慣れないと、まっすぐに縫うのは意外と難しいですよね。
布に出来上がり線を引く方法がありますが、少し手間がかかります。
しかも、試してみるとわかりますが、それほど真っ直ぐには縫う事が出来ません。
そこでおすすめなのが、ガイドを作ることです。
針の刺さるラインから1cm離れたラインに、マスキングテープを張りましょう。
このラインをガイドとして布を送ると、縫い代1cmで縫うことが出来ます。
布に直接出来上がり線を引くよりも、真っ直ぐに縫えると思います。
また、縫い目を目立たなくするためには、布と馴染む色の糸を使うのもおすすめです。
多少乱れても目立ちにくいので、あまり気にならないはずです。
はじめての幼稚園ならお子さんは不安になることも多いですよね。
そんな時に、ママの手作り作品が近くにあれば、元気になれるのではないでしょうか?
ぜひ、お子さんの好きな生地でコップ袋を作ってあげてくださいね。