前屈すると床に手が届かない、背中に回した手がくっつかないなど体が硬いと感じている方は多いのではないでしょうか。
体に柔軟性があると良いとは聞きますが、どんなメリットがるのでしょう。
体が柔らかいと怪我をしにくくなる、疲れにくくなるなど納得のメリットがありますが、他にも嬉しいメリットがたくさんありました。
どんなことなのか詳しくみていきましょう。
また今すぐに出来る体の柔軟性を調べる方法も紹介します。
肩や足など柔軟性をチェックしてみてはいかがでしょう。
柔軟性のある体は普段の生活も関係しています。見直してみませんか?
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柔軟運動と体が柔らかくなることのメリット
柔軟運動が体を柔らかくするワケ
その名の通り体を柔らかくする「柔軟運動」
なぜ、柔軟運動をすることで体は柔らかく変化するのでしょうか。それは2つの大きな理由が考えられます。
筋肉を伸びやすくする
筋肉はゴムのように伸び縮みしますが、無理な力をかけると切れてしまうことがあります。
それを防ぐため、一定の長さまで伸ばされた筋肉はもとに戻ろうとする力が働きます。
この働きは「伸張(しんちょう)反射」と呼ばれるもので、この反応は出始めてから40秒程度続きます。それを過ぎると反応が弱まり筋肉が伸ばしやすい状態になります。
筋肉の弾性アップを促す
40秒以上の柔軟体操を続けることで、伸ばされた筋肉はよく伸びるようになる、つまり「柔らかく」なります。この柔らかさが筋肉の弾性にはとても重要です。
柔軟体操をすることで筋肉本来の性質を取り戻し、向上させることになります。
体が柔軟だとメリットはたくさんある
身体を柔軟にするメリットは実にたくさんあります。
身体の硬さと疲労感
身体が硬い人は、筋肉が常に緊張した状態にあります。常にこわばった体では知らず知らず疲れがってしまいリラックスできなくなってしまいます。
ひどくなると常に疲労を感じたり肩こりや腰痛も慢性化します。
柔軟な体にすることで血行を良くすると、こうした状態の軽減・改善に繋がります。
柔軟性は美容にも大切
柔軟性の高い身体は基礎代謝が高く、太りにくい身体にする働きがあります。血行が良いと肌荒れの原因となる体内の老廃物がどんどん排出されるので、肌荒れのリスクを減らすど美容面でも柔軟性は軽視できません。
ケガのしにくい体にする
筋肉や関節を柔らかい状態にすることは、体の負担を減らしケガを予防する効果もあります。また、とっさの時に反応できる体になります。
柔軟性のある体のメリット。柔らかさを調べる方法
柔軟な体には多くのメリットがあります。まずは自分の体がどれほど硬いのか、柔らかいのかチェックしてみましょう。
肩の柔軟性
右手は肩の上から背中に回し、左手は腰から背中に回して両手の指が触れるでしょうか。指先の距離が10cm以内に近づけられない人は、肩周の柔軟性が足りないといえます。
足の柔軟性
両足の裏を地面に付けた状態で深くしゃがみこんでみましょう。この時、両足の間隔は拳1つ程度空けておいて下さい。
そして両膝を腕で抱えます。かかとが地面に付けられない場合や、腕で抱えられないのであれば両足の柔軟性に不安があります。
太ももの柔軟性
仰向けに寝た状態で片足の膝を立ててみましょう。
地面に対して直角にならなければ、太ももの裏の筋肉の柔軟性が足りていません。
あぐらを描くように座って両方の足の裏をピッタリと付けた状態で、膝の位置を床に引き下げます。
膝と床の間に拳3個分以上の距離があるなら太ももの内側が硬いといえます。
柔軟の簡単セルフチェック項目
体が硬いと言っても、体の部位によっても偏りがあります。日常生活のクセで部分的には柔らかいけれど、ある部分では非常に硬いということもあります。
自分の体が硬いかどうかチェックしてみましょう。
手首や肘の柔軟性
右手で左手の手首をつかんで、そのまま真っすぐ伸ばします。逆も同じようにします。
肘がまっすぐ伸びなければ、手首や肘の筋肉が硬い、もしくは肘の関節に問題があるケースもあります。
背中で握手
前項でも触れた肩の柔軟性チェックですが、手を逆にして見ると、ほとんどの人が左右でかなりの違いが出ます。
前屈で足首をつかむ
足を伸ばした状態で座り、状態は起こします。そのまま体を前に倒し、足首をつかんでみましょう。この時、膝が曲がらないよう注意してください。
足首まで手が届かない場合は腰の背中側と太ももの裏の筋肉が硬く、腰痛などに繋がる可能性があります。
内転筋・ハムストリングスの柔軟性
足を開いて座り、そのまま上体をゆっくり前に倒します。腕を曲げて、脇を締めた体勢で肘を床につけましょう。
肘を付けるまで前屈できないのは内転筋やハムストリングスが硬いといえます。
柔かい体を目指した生活の送り方
柔らかい筋肉を手に入れたいと思ったらすぐに思い浮かぶのが柔軟体操。
「伸張(しんちょう)反射」の働きを考えると、毎日の柔軟体操はとても効果的です。
しかし、それだけでは十分とは言えません。
筋肉を柔らかくするには、伸ばすだけではなく「筋肉を使う」ことが重要です。
特に有酸素運動が効果的で、中でも水泳や水中ウォーキング、自転車運動などがいいでしょう。
特別な器具はなくても歩くだけでも効果はあるので、手軽などころでウォーキングはいかがですか?
そして柔軟性だけに限ったことではありませんが、体を健康的に保つための休息や規則正しい生活は言わずもがな。
どんなに効果的な柔軟運動や有酸素運動をしていても、徹夜続き、寝不足、食生活の偏りはデメリットばかりです。
筋肉を作るための良質なタンパク質を摂取して、必要なミネラルやビタミンも摂ること。
筋肉や骨など体の再生には休息・休眠は必須条件です。
柔らかくしなやかなで健康的な体になれば、健康面・美容面のメリットはもちろん、心のリラックスややる気向上にも良い影響があります。
柔軟は無理せず少しずつ。生活習慣も含めて毎日の過ごし方を考えてみるのはどうでしょうか。