洗濯しようと思った洋服に「レーヨン、ポリエステル、ナイロン」という表示があったら、どうやって洗えばいいのか、それともクリーニングに出した方がいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
しかし、レーヨンの含有率によっては自分で洗濯することは可能です。
今回はレーヨン、ポリエステル、ナイロンそれぞれの生地の特徴、洗濯方法や注意点について説明します。レーヨン100%の場合は、自分で洗わないようにしましょう。
また、レーヨンが含まれている洋服は縮みやすい特徴を持っています。縮んだ場合の直し方についてもご紹介しますので、参考にして下さい。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
猫のネズミ捕りの罠にかかった時の粘着シートの取り方と予防方法
家に仕掛けてあるネズミ捕りの罠に猫がかかってしまうと、猫の体が粘着シートでベタベタになってしまいます...
-
ダンス苦手!でも踊りたい!苦手の原因と克服方法そして練習方法
ダンスが苦手なのはどうしてでしょうか? ダンスを踊りたい! キレッキレのダンスを踊りたい! 頭...
-
初心者で運転が下手な人ができる対処法!運転前の準備が肝心です
初心者で運転が下手、なかなか運転が上達しないという人もいますよね。運転が苦手な人は、あまり自分で車の...
-
メイク初心者の40代。いまさら聞けないメイクの仕方教えます!
メイク初心者です。40代ですが… メイクの必要性を感じていなかったけど、やっぱり歳には勝てない...
スポンサーリンク
レーヨン、ポリエステル、ナイロンそれぞれの生地の特徴について理解しましょう
まずは、レーヨン、ポリエステル、ナイロンの生地のそれぞれの特徴について説明をしていきます。
どの生地にもメリット、デメリットがあります。
それぞれの生地の特徴を知って、上手に毎日の中に取り入れましょう。
レーヨン
レーヨンの生地の場合は、吸水性・保湿性に優れている特徴を持っています。
染色し易い特徴もあるので、様々な色のレーヨン素材の生地があります。
他の繊維とも馴染みやすいので、他の繊維と混ぜ合わせたレーヨンの生地もあります。
そして、キレイなシルエットを表現することが出来るのがレーヨンの生地でもあります。
しかし、レーヨンの生地はシワになり易い特徴も持っています。
そして、水に濡れると縮んでしまう特徴もあるので、洗濯をするときには注意が必要です。
ポリエステル
ポリエステルの生地の場合は、美しい光沢感があるのが特徴です。
そして、ポリエステルの生地は強度があるため強い繊維と言われています。
洗っても干しても速乾性があるのですぐ乾き、シワになりにくいのでアイロンをかけることなく着ることが出来るものが多いです。
しかし、ポリエステルの生地は静電気を帯びやすい特徴を持っています。
そして、アイロンを当てるときには注意が必要です。
ナイロン
ナイロンの生地は軽い特徴を持っています。
摩擦に強く、ナイロンの生地は折り曲げてもシワになりにくいです。
速乾性もある生地なので、洗濯をしてもすぐに乾きます。
そして、カビや虫などに強い特徴も持っています。
しかし、ナイロンの生地は静電気を帯やすいのでホコリなどのゴミがつきやすい特徴を持っています。
レーヨン、ポリエステル、ナイロン素材の洋服の洗い方
レーヨンの含有率が高く高価な洋服の場合には、クリーニングに出した方が大切に長く着ることができます。
というのも、レーヨンは水が苦手な素材なので、自宅で自分で洗濯をするとレーヨンの生地が痛んでしまったり縮んでしまう可能性があります。
しかし、洋服にレーヨンが含まれていたとしても、洋服にレーヨンがどのくらい含まれているのかによって、自宅で自分で洗濯をすることが出来る洋服もあります。
洋服の中に含まれているレーヨンの比率が低い場合には、自宅で洗濯することが出来るのです。
そのため、含まれているレーヨンの比率が低い洋服の場合には、どのように自宅で洗濯を行ったらいいのかについて説明していきます。
含まれているレーヨンの比率が低い洋服の場合には、自宅で洗うことが出来ますが洗濯機は使用しません。
手洗いで洗っていきましょう!
そのため、レーヨンの含有率が低い洋服を自分で手洗いする場合には、なるべく時間をかけずに洗い終えるようにしましょう。
そのため洗面器などに溜めた水に洗濯洗剤を溶かして、レーヨンの含有率が低い洋服を手洗いしていきます。
レーヨンが含まれている生地をこすり洗いをしてしまうと生地を傷めてしまう原因になってしまうので、レーヨンが含まれている生地の洋服の場合には優しく押し洗いをして洗いあげるようにしましょう。
優しく手荒いすることができたら、洗面器にキレイな水を入れなおしてすすいでいきましょう。
十分にすすぐことが出来たら、タオルで水分を取って干すようにしましょう。
タオルで水分を取るときにも、レーヨンの生地をこすらないように注意しましょう。
軽く押さえるようにして、水分をとっていきます。
レーヨンが含まれている洋服を干す場合の注意点
レーヨンが含まれている素材の洋服を干すときには、注意が必要です。
レーヨン素材が含まれている洋服を他の洋服と同じ方法で干してしまうと、レーヨン素材の洋服には合わずに傷つけてしまう場合があるのです。
レーヨン素材の洋服を干すときには、陰干しで平干しするようにしましょう。
直射日光に当ててしまうと色あせを招いてしまいます。
そして、型崩れを防ぐためにも平干しするのがおすすめです。
もしも、レーヨン素材の洋服にアイロンをかけたい場合には、レーヨンの生地がしっかりと乾いてからアイロンをかけるようにしましょう。
そして、アイロンの温度は中温程度に設定し、スチーム機能を使わないでアイロンをかけます。
レーヨン素材の特徴である光沢を守るために、当て布をするのも忘れずに行いましょう。
レーヨン、ポリエステル、ナイロンの中には毛玉ができやすいものもあります
洋服の素材によって、毛玉の出来やすいものがあります。
レーヨン、ポリエステル、ナイロンの中で特に毛玉が出来やすいのが「レーヨン」です。
1シーズンだけ着ただけで、大量の毛玉が出来てしまうこともあります。
そのため、毛玉をつくらないようにレーヨン生地の場合には摩擦に注意する必要があります。
そして、レーヨンとポリエステルが混ぜ合わさった生地にも注意が必要です。
簡単には取り除くことが出来ないような細かな毛玉が出来てしまうので注意しましょう。
縮んでしまったレーヨンを元に直す方法
レーヨン素材の洋服を間違った洗濯をしてしまったりして縮んでしまった場合には、レーヨンを元に戻す方法があるので試してみてください。
ひとつめの方法は、アイロンで伸ばす方法です。
レーヨンの生地にアイロンをかけることによって、縮んだ部分を少し伸ばすことが出来ます。
レーヨンの生地が破れない程度に引っ張りながら、アイロンをかけていくのがレーヨン生地を伸ばすコツです。
これで縮んだ部分を少し伸ばすことが出来ます。
ふたつめの方法は、ヘアーコンディショナーを使用する方法です。
使用するヘアーコンディショナーにシリコンが入っているものを使用します。
シリコンが入っているものであれば、ヘアーリンスでも構いません。
このヘアーコンディショナーやヘアーリンスの中に含まれたシリコンでレーヨンの生地をコーティングすることによって、縮んだ部分をまっすぐに伸ばします。
ヘアーコンディショナーボトルを7~9回ほど押して出したものを、水の張ったオケに溶かします。
そして、レーヨン素材のものをその中に入れます。
20分程度付け置きしたら軽くすすいで、アイロンで伸ばしましょう。