猫が自分の後をついてくる経験をしたことがある人もいますよね。野良猫なのに人間を警戒しない、人懐っこい野良猫がいることもあります。
では、野良猫なのに人懐っこいのにはいったいどんな理由があるのでしょうか。人間を警戒しない野良猫もいるの?
そこで今回は、野良猫が人間に懐いてくる理由と人間に寄ってくるワケについてお伝えします。
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人懐っこい野良猫もいる!懐いてくる野良猫とは
野良猫は、本来とても警戒心が強く、自ら人間に近づいてくることはありません。
ですが、中には人懐っこい野良猫も居て、人間の足元にスリスリしてくるような猫も居ます。
野良猫が人懐っこい理由で考えられるものをご紹介したいと思います。
人懐っこい野良猫はお腹を空かせている
野良猫の多くは、毎日決まった食事があるわけではないので、満足に餌を食べることができずにお腹を空かせています。
そのため、人間に近づくことで餌を貰えると思っているのかもしれません。
人懐っこい野良猫はまだ親離れできてない
子猫の場合には、親離れできていないことが考えられます。
通常であれば子猫の近くには必ず母猫が居ますが、何かしらの理由で母猫が居なくなってしまい、「お母さん、お母さん」と甘えたい気持ちを、人間に近づくことで表しているのかもしれません。
また、子猫は好奇心旺盛な子が多いので、人間に対し恐怖心がないため、人懐っこくなっていることも考えられます。
人懐っこい猫には助けを求めている野良猫も
病気や怪我で体のどこかが痛く、人間に助けを求めていることも考えられます。
また、上記同様にお腹を空かせていて「ご飯ちょうだい…」と伝えているのかもしれません。
野良猫なのに人懐っこいは人になれている猫だから
猫の中でも野良猫が人懐っこい場合には、少なからず「人間に慣れている」ことが考えられます。
過去に、室内で飼われていたなどで、人間から餌を与えてもらっていた可能性が高いでしょう。
また、子猫の頃から餌を与えてもらっていたりなどで、人間から餌を貰ったことのある猫は、人間に近づき媚を売ることで、餌を貰えることを理解しています。
そのため、餌が欲しいためにわざと人懐っこく足元にすり寄っているのかもしれません。
また、人間に捨てられた捨て猫である場合でも人懐っこい場合が多いです。
清潔感があり体臭が臭くなかったり、痩せ細っていなく体格がいい、鳴き声をあげ近寄ってくるなどの場合には、捨て猫である可能性が高いでしょう。
猫がついてくる!人懐っこい野良猫がついてくる時の対処法
猫が好きな方であれば良いですが、中には猫アレルギーなどで、猫が苦手な方も居ると思います。
また、猫が苦手な方にとっては、人懐っこい場合であっても野良猫がついてくるのは嫌に思いますよね。
そこで、野良猫がついてくる場合の対処法をまとめてみました。
人懐っこい野良猫対策として柑橘系やハーブ系の香りをつける
人懐っこい野良猫であれば、足元にスリスリと体を寄せてくることが多いと思います。
猫は柑橘系やハーブ系の匂いを嫌います。
そのため、そういった香水を足元を中心につけておくことで、野良猫が近寄ってくるのを防ぐことができます。
野良猫に餌を与えることはしない
猫を諦めさせるために、餌を与えたことはありませんか?
これは逆効果です。
あなたを見つけると、また餌が貰えるのではないだろうかと思い、近寄ってきてしまいます。
また、他の野良猫が増えてしまう可能性もありますので、猫に餌を与えることは止めましょう。
野良猫が軽くスリスリ!挨拶の可能性も
飼い猫が、飼い主さんの足元などに体をスリスリとする主な理由は、自分のニオイをつけるためであったり、「遊んで~!」などとおねだりしている場合が多いですよね。
一方で、野良猫がスリスリと体を寄せてくる場合には、餌が欲しい!などの要求ではなく、ただの「挨拶」である可能性もあります。
猫は上下関係や群れを作ることはしません。
そのため、相手を敵として認識していない場合には、スリスリして「おはよう」などの挨拶をすることがあります。
このスリスリは、多頭飼いをしている場合にも猫同士でよく見られます。
スリスリの真意は猫にしか分かりませんが、もしかするとただ挨拶をしているだけなのかもしれません。
一度軽く撫でてあげると、満足してその場から居なくなるかもしれませんね。
野良猫を飼い猫にすることについて
人懐っこい野良猫を見て、家に連れて帰ろうかなと悩んだことはないでしょうか。
外で暮らしている野良猫を飼い猫にするには、様々な問題があります。
大きな問題の一つが「しつけ」です。
猫は、通常であれば子猫のうちにしつけ、トイレなどを覚えさせます。
ですが、野良猫であれば、長期間外で暮らしていることが考えられるため、トイレ等は覚えていない可能性が高いです。
そのため、家に連れて帰り飼い猫にしたとしても、外で暮らしていた習慣からトイレを覚えてくれる可能性は低く、しつけを根気よくする必要があります。
また、外で暮らしている野良猫は、ノミやダニなどを体に付けている可能性が高く、感染症にかかっている可能性もあります。
そのため、野良猫を保護した後は、すぐに動物病院に連れて行き、健康状態をチェックしなければいけません。
今までと違う生活環境になることは、猫にとって大きなストレスとなり、中には体を壊してしまうこともあるかもしれません。
新しい環境に慣れさせるには時間と労力が必要なことを理解した上で、保護することが大切です。