文鳥が換羽期になると、体の羽が抜けて体力も失われてしまいます。この時期は飼い主さんがしっかりと栄養面でのサポートをしてあげることが大切です。
換羽期の文鳥に与える餌はどのようなものが良いのでしょうか。与える栄養素はどんな物がいいのでしょう。
そこで今回は、換羽期の文鳥に与える食事の栄養についてお伝えします。
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文鳥の換羽期の栄養について
文鳥の主食がペレットの場合
普段から主食にペレットを与えている場合は、基本的にペレットだけでも総合的な栄養が整っています。ですが、体力を消耗しやすい換羽期は、青菜やボレー粉なども追加で与えるといいでしょう。
鳥用の栄養補助サプリメントを添加してもいいと思います。
文鳥の主食が種子類の場合
種子類は、文鳥などの小鳥が好んで食べますが、それだけでは栄養が偏りがちです。できればペレットに切り替えることをオススメします。
ペレットを与えても食べてくれない場合は、粟玉でタンパク質をプラスしましょう。
以前は換羽期の文鳥の栄養補給として、ゆで卵の黄身を与えるという方法が知られていましたが、気温によっては傷みやすいので注意が必要で、どちらかといえばオススメできません。
それよりもボレー粉や青菜をいつでも摂取できるようにして、文鳥自身が必要な栄養を自分で補給できるようにしてあげてください。
換羽期の文鳥の栄養は飼い主さんがサポートを
換羽期の文鳥の様子
ただ羽が抜けるのではなく新しい羽を作るために非常に体力を消耗する時期でもあります。
そのため羽を作るための材料となるタンパク質やカルシウムは、普段より多めに与えるようにしてください。
必要な栄養素が充分得られないと、安定して新しい羽を作ることができなくなってしまいます。
健康な文鳥であれば、換羽期になり多くの栄養素やエネルギーが必要になった文鳥は、普段よりも食欲が増します。
種子を主食にしていると、どうしても栄養が偏りがちなため文鳥に必要な栄養素を総合的に含んだペレットが好ましいのです。
必要な栄養素に気を配り野菜やサプリメントを上手に使って不足する栄養を補ってあげましょう。
激しい運動をするわけではなくても、換羽期の文章はとても体力を消耗しやすいので飼い主が適切にサポートしてあげる必要があります。
文鳥の換羽期は栄養に気をつけて!換羽の時期について
文鳥は年に1度換羽期が訪れる
古い羽が新しい羽に生え変わります。このとき、少しずつですが全身の羽が新しいものに生え替わります。
個体差はありますが、毎年春頃の3~6月にかけての時期が一般的です。
冬を越し、暖かくなり始めると文鳥は発情期を迎えます。それが過ぎると換羽期の始まりです。
換羽期は平均して1ヶ月ほど
おおよそ1ヶ月で古い羽が抜け、新しい羽に生え替わるのです。
一度に抜けてしまうと体温調節ができなくなりますし、何より翼の羽根が全部無くなったら飛べなくなるので、少しずつ生え替わる仕組みです。
換羽は毎年時期になると必ず起こり、高齢になっても同じように全身の羽が生え替わります。
体力の落ちた老鳥や病気などがあると換羽がスムーズに進まず、2~3ヶ月かかることもあります。
換羽は1ヶ月程度とされてはいますが、文鳥の体調や年齢に合わせて栄養補給には気を配る必要があるのです。
換羽期の仕組みと換羽期の文鳥の様子
文鳥の換羽とホルモンの影響
換羽の時期は、文鳥の体内でホルモンの量が変化することによって起こるとされています。
このホルモンは、日照時間の長さによってその量の変化に影響します。文鳥には、普段から夜には静かで暗い場所で眠り、太陽が登って明るくなったら活動するという規則正しい生活をさせましょう。
文鳥にとっては室内の照明の明かりも太陽の光のように作用するおそれがあるため、夜に明るい部屋で過ごさせると換羽期がずれてしまうこともあります。
神経質になる文鳥
換羽期の文鳥は、ホルモンの影響により神経質になったり、イライラしてしまうなどメンタル面が不安定。
いつもは大好きなおもちゃで遊ばなかったり、水浴びを嫌がるなど普段とは違う行動を取ることがあります。いつもしていることだからと無理強いはせずに、好きなことをさせて見守っていてあげましょう。
時には攻撃的になって噛み付いたりする場合もあります。いつもと違う体調で思うように動けないというイライラを発散するからです。
無理に遊んであげようとすると逆効果なので、そんなときはそっとしておいてあげてください。
換羽期の文鳥の様子と雛の文鳥の換羽
見た目ではわかりにくくても、換羽期の文鳥は体力的にも負担がかかるので、気が立っていることがあります。
いつもはおとなしく肩に乗っているのに、この時期になると首筋や耳などをクチバシでつついてきたり噛み付いたり。
疲れてウトウトしているかと思えば、急に室中を飛び回るなど挙動不審な姿を見せることも。
どうしても換羽期は、イライラ・ソワソワ+攻撃的になってしまいます。
いつもは大人しくていい子なのにと、飼い主としてもちょっと悲しくなりますね。でも、文鳥も体に負担のかかる時期を乗り切ろうと頑張っているので、飼い主としては優しい気持ちで見守ってあげてください。
ちなみに、文鳥が一生に一度だけ迎えるのが「ヒナ換羽」。生後3~4ヶ月頃からヒナ特有のふわふわした羽根から、大人の羽根に生え替わります。
凛々しい姿の文鳥になるのは、ヒナ換羽を過ぎてからのことになります。