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人間は睡眠に人生の3分の1の時間を費やしている

人間は睡眠を取らないと生きてはいけません。

人間は人生の3分の1の時間を睡眠に費やしています。

起きている時間のことばかりに、重きをおいてしまうのは仕方のないことですが、睡眠時間の充実をもう少し考えるべきではないのでしょうか?

質の良い睡眠は人生を豊かにします。

80年生きるとすれば、一日8時間の睡眠で約27年間もの時間は寝ているという計算に。

睡眠を充実させ、起きている時間を充実させてみませんか?

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人間は睡眠に人生の3分の1を費やしている。そんな睡眠の大切さとは

人間は体内時計によって活動サイクルを管理している

朝が来るとコルチゾールというホルモンによって体温を上げて眠りから覚め、夜になると体温が下がり眠くなります。コルチゾールは「ストレスホルモン」の一種で、体温や心拍の上昇を促して身体を活動に適した状態にする役割があります。

本来は、このように自然と1日のサイクルが体内時計によって管理されていますが、強いストレスなどで寝る前にコルチゾールが分泌されていると、寝つきが悪くなってしまいます。

それだけではなく、血圧が高い状態になるため脳梗塞や心筋梗塞などの危険性が生じます。

睡眠不足やストレスによる緊張に加え、不規則な生活で電気を点けたまま寝てしまう。眠っても熟睡できずに何度も目を覚ましてしまう。そんな質の悪い睡眠が重なると、成長ホルモンの分泌が滞って免疫力が低下し、本来であれば発症しない病気になったり、ガンのリスクも高まってしまうのです。

また、充分な睡眠が取れないと脳細胞にダメージを与え、認知症になったり症状を悪化させることにも繋がります。

人間は80歳まで生きると約27年間睡眠に時間を費やす人生となる

人生を充実させるには睡眠を充実させることが重要

理想的な睡眠時間は、一般的に「1日8時間」と言われますが、これを実践すると1日の3分の1は眠っていることになります。

80年生きるとすれば、そのうち27年間は眠っている計算です。改めて考えると驚くほど多くの時間が睡眠に費やされることがわかります。

つまり「人生」とは、活動している時間だけでなく「眠っている時間」も含めて、その人の人生です。誰もが考える「より良い人生」「理想的な人生」を語る時、睡眠時間がいかにおろそかにできないものかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

もっと睡眠の質を大切にして生活のスケジュールを考えたり、こだわりを持って自分にぴったりの寝具を探してみることも充実した人生には必要です。

眠っている時間は、ただ身体を休めるためではなく、あなたの「人生の一部」なのです。

人間は睡眠に人生の3分の1を捧げている。質の良い眠りを得ることが健康への第一歩

人間が自然に眠くなるのは「メラトニン」というホルモンが関係している

光を受けるとメラトニンが減少して眠りから覚め、逆に周囲が暗くなるとメラトニンが増加して眠気を感じるようになります。

朝目覚めたら窓際(窓から1メートル以内)で太陽の光を浴びましょう。朝の光を浴びることで脳が目覚めると同時に、夜眠くなるためのプロセスがスタートするのです。

睡眠と覚醒のリズムは、朝起きてから8時間後と22時間後に脳を眠らせようとします。例えば朝6時に起きた場合、午後2時頃と午前4時頃に眠気を感じます。午後の眠気を避けるには、その1~2時間前に目を閉じてリラックスするなどして体だけでなく脳の休息を摂りましょう。

仮眠をとる場合は5~15分程度が効果的で、それ以上眠ってしまうと夜に眠れなくなるなどの悪影響が生じるおそれがあります。

人間は眠くなるとき身体の深部体温が下がっていきます。本来は起床から11時間後に一番体温が高くなるのですが、このタイミングで居眠りをすると夜の寝つきが悪くなってしまいます。

夕方には眠気を感じても軽く身体を動かすなどして、眠ってしまわないようにしましょう。

時代は変わった。寝ないで働くことになんの価値も意味もない

戦後の高度成長期の日本では「寝ないで働く」くらいがかっこいいという風潮がありました。その頃の名残りなのか、日本人の国民性か「睡眠時間を削ってでも仕事をする人」は働き者だと思われてきました。

寝る間も惜しんで働いてお金を稼ぐことが美徳と思われてきたのです。それに「収入が増え、お金があれば幸せになれる」多くの人がそう思っていました。

しかし、収入の多さと幸福度が結びつくことは科学的に証明されていません。実際に、日本人の収入は1958~1987年の間に実質所得で5倍にも上昇しました。ところがその間、幸福度に関しては大きな変化はなかったのです。

それなのに「もっと働いて、もっとお金を稼がなければ」と睡眠時間を削ってまで働く日本人。いったい何のために生きているのでしょう。

「睡眠」は無駄な時間ではなく、人間が健康で幸せに生きるために必要な時間です。これまでの考え方を捨てて、睡眠の価値をよく考える必要があるのではないでしょうか。

睡眠を充実させれば人生を充実させることができる

人間の理想的な睡眠時間は7~8時間と言われている

もちろん個人差もあるでしょう。もっと短い方がすっきり起きられて身体が動く人もいれば、10時間以上寝るのが当たり前と言う人。眠りすぎると逆に眠気やだるさを感じて非効率ということもあります。

ビジネスの世界では、いまだに睡眠時間の短さを誇る風潮もありますが、世界的に活躍する経営者の多くは1日7~8時間の睡眠を日課にしている人が多いのです。

人類史上、画期的な発見や発想によって世界に大きく貢献した、かのアインシュタインは毎日10時間を睡眠に充てており、眠っている間に様々な考えを脳が整理することで多くの大発見に繋がった可能性があります。

「寝る間を惜しんで」よりも「充分な睡眠を確保する」方が、心身を健康に保ち充実した人生に繋がるのではないでしょうか。