飼っている犬がお風呂嫌いで、おとなしくお風呂に入ってくれないというお悩みを抱えている飼い主さんもいますよね。ワンちゃんのお風呂嫌いを改善したいと思っている人もいるでしょう。
お風呂が嫌いなワンちゃんの風呂嫌いを改善するには一体どうすれば良いのでしょうか。
ワンちゃんを入浴させる方法や注意点を確認して、お風呂嫌いを改善しましょう。
そこで今回は、お風呂嫌いのワンちゃんの風呂嫌い改善方法についてお伝えします。
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犬のお風呂嫌いを改善したい!どうすればいい?
お風呂嫌いのワンちゃんをお風呂に入れるのは、飼い主さんも大変です。
ワンちゃんのお風呂嫌いを改善するための注意点
ワンちゃんを少しずつ水に慣れさせる
水やシャワーの音を怖がる場合には、少しずつ慣れさせることが大切です。
水嫌いの犬には、始めは霧吹きスプレーから慣れさせて、それをクリアできれば次は足元に少し水を掛けて慣れさせます。
お湯に入れる時には、お湯を浅く入れて徐々に慣れていきましょう。
また、音に過敏に反応する犬の場合には、犬は脱衣場にいる状態でシャワーの音だけを聞かせます。何度も聞かせるうちに少しずつ慣れてくるでしょう。
お風呂を楽しい場所だと教える
シャンプーが嫌いな犬は、お風呂場に入ることさえ抵抗します。自分が連れて行かれるとわかったら、暴れて逃げ回り、お風呂場に連れて行くだけでも飼い主は一苦労です。
そんな犬には、お風呂場は楽しい所だと思わせてみましょう。犬のお気に入りのおもちゃを置いてみたり、おやつを使うのも良いですね。
そうすると、お風呂場はイヤな場所というイメージか少しはやわらぐでしょう。
犬のお風呂嫌いを改善したい時の入浴方法
- シャワーの水の掛け方
犬は人間以上に音に敏感です。
シャワーを掛ける時には、耳から遠い場所である足元から少しずつ掛けましょう。そうすることで犬が安心できます。
いきなり耳の近くで水を掛けるのはNGです。 - 顔に水を掛ける時の注意点
体はきちんと洗わせてくれるのに、顔を洗うのを嫌がる犬も少なくありません。
顔を嫌がる犬には、顔全体を一度に洗おうとせずにパーツごとに洗ってあげましょう。
頭のてっぺんから始まり、耳の部分、頬の部分、口先など、部分部分で洗っていきます。
この方法でも難しい場合には、きれいなスポンジに水を含ませ、丁寧に撫でて汚れを取っていきます。 - シャンプーはぬるま湯で溶かしてから洗う
シャンプーをムラなく全身に行き渡らせることができますし、液体が体に付いた時にヒヤッとした感触も防ぐことができます。
すすぎの時にもシャンプー剤を流しやすくなります。
犬のお風呂嫌い改善のためにもお風呂の手順を覚えよう
お風呂が苦手な犬の上手な洗い方をご紹介します
- 38℃前後のぬるま湯のシャワーで足元からお尻、首に向かって掛けていきます。水量は多すぎないように注意しましょう。
- 耳や目、鼻に水が入らないように注意し、頭頂部から水を掛けます。
- シャンプーをぬるま湯で泡立てて、犬の体に乗せます。指の腹を使いマッサージするように洗っていきます。
- 顔の部分からすすぎます。シャンプーが目や耳に入らないように気を付けて下さい。すすぎ残しがないように全身をすすぎます。
- リンスはお湯にリンスを入れ、リンス液を作ります。背中からリンス液を掛け、すすぎます。
- 毛を軽く絞り水気を切り、タオルでしっかりと水分を拭き取ります。
- ドライヤーを使い、毛を乾かします。ドライヤーを顔に掛けると嫌がるので、顔に風が掛からないように気を付けましょう。
犬のお風呂はどのくらいの頻度で入ると良い?
犬をお風呂に入れる頻度はどのくらいが良いのでしょうか?
- シャンプー…10日に1回くらい
- シャワーの頻度…毎日でも大丈夫
犬の皮膚の厚さは、人間の2~3割くらいしかなく、とても薄くデリケートです。ですので、シャンプーの回数が多すぎると必要な潤いや脂分まで落としてしまい、逆に汚れが付きやすくなってしまったり、病気の原因になることもあります。
犬の毛にある脂分は汚れを付きにくくする効果もあるので、落とし過ぎは良くないのです。
また、人間用のシャンプーは、犬にとって刺激が強すぎるので、使わないようにしましょう。
シャンプーをせずにシャワーだけというのでしたら、毎日でも構いません。
また、お風呂に入れるのは、どのくらいの時期から入れればいいのかという質問をよくいただきますが、子犬のうちから入れるのがおすすめです。
子犬のうちは抵抗力や免疫力も弱いので、体をきちんと清潔に保つことが必要です。不潔にしていると皮膚病や感染症のリスクも高くなってしまいます。
犬がお風呂嫌いになってしまう理由は?
犬がお風呂を嫌がる理由はいろいろなことが考えられますが、自分の臭いが消されてしまうという不安があるのかもしれません。
犬にとって、臭いは犬社会の中で大切なものです。その臭いがお風呂に入ることによってなくなってしまうという不安を感じている犬もいると考えられます。
臭いは自分自身の証し。それがなくなってしまうと、自分の存在自体が薄くなるようなものです。
また、シャンプー中はじっとしていなくてはならず、時には目や鼻にシャンプーが入ってしまうことがあるかもしれません。
人間もシャンプーが目に入ったら痛いように、犬にとっても嫌なはずです。
こうした経験が多くなると、シャンプーをするとまた痛い思いをする…と、お風呂が嫌いになっていってしまうのです。
このような犬にとって悪い記憶が残らないように、飼い主として気を付けたいものですね。