イタリア語自体がそうなのかもしれませんが、パスタの名前ってどれもおしゃれに聞こえますよね。
その中でもおしゃれなパスタ料理やソースの名前は?そしてその意味は?
これでパスタ通になれる!パスタ料理やソースの名前の中でもおしゃれに聞こえるものとその意味について詳しく説明します。
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パスタ料理の名前でおしゃれなものをご紹介します!
●カチャトーラ(alla cacciatora)
「cacciatora」とは猟師を意味します。トマトやタマネギ、ハーブと一緒に蒸し煮した肉料理のことで鶏肉・豚肉・子羊の肉を使います。地方によってワインなどを使う場合もあります。
●コンタディーナ(alla contadina)
「contadina」は農民や農夫の意味があり、「田舎風」や「農家風」の料理ということです。野菜のみの場合やソーセージが加えられることもあります。
似たものに「boscaiolo(ボスカイオーラ)」がありますが、boscaioloは木こりのことで、キノコを使った料理を指します。
●オルトラーナ(all’ortolana)
「ortolana」とは菜園や野菜を作る人の意味があり、野菜のみの料理に使われる名称です。
「alla marinara(マリナーラ」では海の上・船乗りの意味からアンチョビ(イワシ)を使ったトマトソースをこう表現します。
たた、ピザのマリナーラはアンチョビ入りのトマトソースにオレガノやニンニクを乗せることが多くなります。
中身が入っているパスタの名前もおしゃれです
餃子のようにパスタの中に詰め物がされているものに「トルテッリ」や「トルテリーニ」があります。
●トルテッリ(Tortelli)
2センチから3センチ角ほどのパスタに具材を詰めたもので、日本人にもおなじみのラヴィオリのような見た目です。
良く使われる具材は、ほうれん草のリコッタチーズやポテト。ソースで味付けすることもありますが、バター、サルヴィアなどによるシンプルな味付けで食べられることが多いものです。
●トルテリーニ(Tortellini)
トルテッリに似ていますが小ぶりでリング状の形をしています。小さいので食べやすく、中にはハムやひき肉を入れたものが主流。イタリア風餃子という感じです。
ローマ神話では女神・ビーナスが好んで食べたという話があるそうですよ。
おしゃれに聞こえるパスタのソースの名前とは?
●カレッティエッラ(Carrettiera)
アラビアータとよく似たスパイシーな味付けが特徴のパスタです。ニンニクや唐辛子で味付けするのは同じですが、たっぷりとイタリアンパセリを使うのが特徴。
パスタには細めタイプのフェディリーニ(1.3ミリ)を使います。これは昔、冬に馬車の客を待たせている間に御者が提供していたため、短時間で調理できるよう細いパスタを使用していたためだと言われています。
●クアトロ・フォルマッジ(Quattro Formaggio)
クアトロは「4つ」、フォルマジは「チーズ」のことです。クアトロ・フォルマッジに使われるチーズはゴルゴンゾーラ、タレッジョ、パルミジャーノ・レジジャーノ、モッツァレラの4種のチーズを使うことから「クアトロ」とつきます。
ピザにもよく使われるソースとなっています。
たくさんあるパスタの種類の名前の中でもあまり聞かないものは?
●ファルファッレ
イタリア語の「蝶」からくる名前で、羽根を広げた蝶、もしくはリボンのような愛らしい見た目が特徴的です。
生地を寄せた中心部分は歯ごたえがあり、外側は柔らかいという食感の違いを楽しむことができます。
可愛らしい姿なのでサラダに使うとおしゃれな印象になります。
●フジッリ
別名は「スピラーレ」で、これは螺旋を意味します。ネジのようにひねった形状をしていてソースやオイルが良く絡んでくれます。
●リゾーニ
イタリア語の「米(riso)」が語源で、その名の通り米粒に似た形をしています。リゾットに使われることが多く、滑るような食感が楽しいパスタです。
●コンキリエ
「貝殻」の意味を持つコンキリエ。一枚貝のように丸まった形が特徴で、その表面には細い筋があります。サラダの他、煮込み料理にもよく使われます。
コンキリエに似ていますが平たい形状の「オリキエッテ」もあり、こちらは「耳」という意味なのだそう。
日本では人気のパスタ「ナポリタン」はイタリアには存在しない?
日本人がパスタ料理に親しむきっかけとなったのは、なんと行っても「ナポリタン」ではないでしょうか。
昔ながららの喫茶店や洋食屋では定番メニューのナポリタン。ところが、より本格的なイタリアンレストランのメニューには存在していません。
イタリアにある街・ナポリの名を冠したナポリタンですが、本場イタリアには存在しないメニューなのです。
ナポリタンにはトマトケチャップが使われますが、イタリアではパスタにトマトケチャップを使うことはほとんどありません。
トマトケチャップが誕生したアメリカでは、このケチャップを使ったスパゲッティはあるものの、ナポリタンとは呼びません。
日本でトマトケチャップ味のパスタがナポリタンと呼ばれるようになった由来は諸説あり「トマトソース発祥の地イタリアから発想した」というものや「ナポリで生まれたトマトソースがフランスに渡りナポリタンと呼ばれた」といったことがあるようです。
イタリアでナポリ風のパスタ「ナポレターナ」でトマトソースに肉や玉ねぎを加えて作ったものです。