グッピーの飼育をはじめたばかりの人は、水槽の掃除をどのくらいの頻度で行えば良いか、掃除のコツにはどんなものがあるか知りたいですよね!
グッピーの水槽掃除はどれくらいの時期を目安に行えば良いのでしょうか。掃除を楽にするコツは?
そこで今回は、グッピーの水槽掃除についてと掃除の頻度を減らす方法、水槽が汚れてしまう原因についてお伝えします!
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
子供のテレビの見過ぎを防ぐコツや上手な付き合い方のルール作り
子供のテレビの見過ぎというのは、子供にとってどんな影響を与えるのでしょうか? では、見過ぎない...
-
-
生後2週間の赤ちゃんが寝ない!原因は魔の3週目?新生児の育児
それまではよく眠っていたのに、生後2週間を過ぎた頃から赤ちゃんが寝なくなってしまう・ぐずるようになっ...
スポンサーリンク
グッピーの水槽掃除・水換えについて
グッピーは熱帯魚の中でも群を抜いて人気のある魚
初めて魚を飼育するのがグッピーという方も多いことでしょう。育てやすく、見た目にも華やかな熱帯魚です。
飼育は難しくないと言われているグッピーですが、水槽の掃除は必ず必要になってきます。
その方法や頻度についてお話します。
水槽の水交換について
水槽の掃除でありがちな失敗は、水槽を綺麗にしたいあまり水を全て替えてしまったり、水槽を丸ごと洗ってしまうことです。
綺麗にしたい気持ちから、水をすべて変えてしまうのですが、この行為が反ってグッピーを苦しめる事となります。
その理由は、魚が水質の変化や水温の変化に弱い生き物だからなのです。
全ての水を替えてしまうと、水質が一気に変わりグッピーにとっては大きなストレスとなります。
また、水を全て交換するとせっかく繁殖した濾過バクテリアを捨ててしまうことにもなります。
濾過バクテリアはいろいろなところに付着していて、徐々に数を増やし水をキレイにしてくれる働きをします。
しかし、水を全量交換すると濾過バクテリアの数が極端に減りますから、水質が安定せずにコケなどが生える原因になります。
グッピーの水槽の掃除をするときには、水槽の水の1/3程度を交換します。
今までの水を残しておくことで、バクテリアはまた徐々に増殖します。また、変える頻度は1週間に1度程度にしましょう。
グッピーの水槽掃除!水温計・ガラス・砂利を掃除する時のコツ
グッピーの水槽を掃除するときには、水槽を丸洗いするのは厳禁です。先ほども延べましたが、濾過バクテリアを洗い流すことになってしまいます。
しかし、日数が経つにつれて水槽には茶色いコケがついてきたりしますよね。
また、水槽内の水温計なども汚れてしまいます。
水温計やガラスに付着したコケを洗うときには、スポンジでコケを取り除きます。コツは洗い過ぎないことです。
濾過バクテリアを洗い流してしまわないように、雑なくらいで良いのです。使う水は水槽の中の水を使います。
掃除には洗剤を使わない
洗剤は全て洗い流してしまう上に、魚にとっては悪影響なので使いません。スポンジなどでこすって綺麗にします。
水槽の底石は餌の食べ残しや排泄物で汚れていくので、掃除は欠かせません。
底砂用のクリーナーを使うと効率的に汚れを吸い出す事が出来るのでおすすめです。
底砂用クリーナーのコツは、あまりかき混ぜないことです。
かき混ぜすぎると水槽に上手く吸い込めずに水槽に残してしまい、コケなどが生えやすくなってしまうかもしれません。
グッピーなどの水槽掃除を楽にするには
水槽内を掃除のしやすい環境にしておく
グッピーの水槽の掃除は大変だという時には、掃除をしやすいレイアウトにするのがお勧めです。
アクアリウムに凝ってくると、水草など色々なものを配置したくなります。
するとどうしても掃除するのが大変な水槽になりがちです。
手っ取り早く掃除しやすいレイアウトにするためには、ごちゃごちゃしたレイアウトにしないことです。
物が多いほど掃除が大変になります。また、前景に水草は植えない方が良いです。底砂の掃除がしにくくなるからです。
水草は流木などに活着させたものをメインに配置しましょう。
そうすることで、掃除の時に移動しやすくなり、底砂の掃除に手間取りません。
また、水流を考慮して汚れの溜まりやすい場所をあえて作るというのも1つの方法です。
掃除する時には、その場所を丁寧に掃除して他はサッと済ます事が出来ます。水槽内で最も汚れるのはフィルターと底砂です。
その底砂のメンテナンスを軽くすることが、掃除を楽にしてくれるでしょう。
水槽が汚れてしまう原因は何?
水槽内に発生する苔について
水槽でグッピーを飼育していると、ガラス面が茶色くなってきませんか?
これは茶ゴケや珪藻(けいそう)です。
この茶ゴケや珪藻の原因にはいろいろあります。
水槽掃除の時に濾過器を掃除したり、水槽の床をかき回してしまったり、照明時間が長いことも発生の原因になるといわれます。
他にも糸状藻(しじょうそう)というコケもあります。
形状は育てている生物や水槽によって、細長い糸のような形から、糸くずの塊のような形など様々です。
このコケは付着力がとても強い為、取り除くのには時間を要するでしょう。
水槽や水草を覆いつくすようなコケは藍藻(らんそう)です。
濃い緑色をしたヘドロや膜のようなコケで、1度発生すると凄いスピードで増殖します。
そのため、見つけた時点ですぐに掃除したほうが良いでしょう。
水槽の掃除頻度を減らす方法はある?
グッピーを飼育していて最も面倒なのは水槽の掃除ではないでしょうか?
出来れば、掃除回数を減らしたいですよね。
掃除回数を減らす為には、水質浄化作用が高ければよいのです。
グッピーの水槽では、水質浄化はフィルターが行なっているほか、濾過バクテリアも水を綺麗にする働きをしています。
濾過バクテリアに水を綺麗にしてもらう為には、ある程度の数が必要になります。
しかし、水槽掃除や水交換によって減ってしまいます。
そのため、できるだけ有益なバクテリアなどの微生物を残すように、水槽の掃除をする事が重要です。
濾過バクテリアが活発に働いて水質浄化作用が高まれば、水質が安定するので掃除回数を減らす事ができます。
濾過バクテリアの激減させないためには、掃除箇所を分けて数回に分けて掃除するのがおすすめです。
フィルター掃除をしたら、1週間程度空けて底砂の掃除をするというように管理していけば、濾過バクテリアが激減する事態を避ける事が出来るでしょう。