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親がいない。ふとした瞬間に感じる寂しい感情

親がいない。

親がこの世を去る。
もう、会うことができない。

ふとした瞬間に、猛烈な寂しい気持を感じる。

悲しみを乗り越えたい。
そう考えるかもしれません。
でも、今、まだ苦しいのなら、無理に乗り越える必要はないと思います。

親が亡くなるという意味。
この世に居ないということを違う目線で捉えることができたら、少しは気持ちが軽くなるかもしれません。

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親がいない。寂しい。例えばそう、こんな感じです

人が寂しさを感じる時「感じているのは孤独感ではなく孤立感」ではないか、という話があります。

一人でいる時よりも、街中を歩いている時や群衆に紛れている時に、ふと襲ってくる寂しさ。親しい友人同士のグループでいるときですら、ストンと寂しさを感じるという人もいます。

人は、もともと寂しがり屋の性質を持っているのかもしれません。

ですから、親しい人や肉親がこの世から去って二度と会うことができないとなった場合に、感じる寂しさは非常に大きなものでしょう。

例えば、親を失った悲しみは時間が過ぎて落ち着いた頃に、ふいに胸の中に湧き上ってくることがあります。

「あぁ、そうだ。もう会うことができないんだ」

親を亡くした直後に感じる大きな喪失感。
そして、時間が立って去来する寂しいきもち。

自分は一人だという孤独感と、こんなにたくさんの人がいるのに自分だけが寂しいのではなかという孤立感。

親を亡くしたあとの寂しさは、それまで感じていた「寂しい気持ち」とは全く違うものかもしれません。

親がいないと感じると、寂しい気持から抜け出せない。そんな時は?

人が人生の中で経験する一番大きなストレスは、肉親を失うことだと言われています。

それほど親を失うことは大きな心理的な影響があるものです。

自分の悲しみは、自分が耐えるしかない。それは事実です。しかし、人は一人だけで生きているわけではありません。

悲しくて、辛くてどうしようもないとき、誰かに助けを求めてもいいのです。妻や夫、兄弟、友人。あなたが辛いとき、手を差し伸べてくれる人は必ずいるはずです。

周りにいる人たちの中に、一人くらい聴き上手な人がいると思うのです。

あなたの辛い気持ちを勝手に分析したり決めつけたりせずに、ただじっくりと聴き、受け止めてくれるような人はいませんか?

悲しみが薄れるには時間がかかります。落ち着いてきたとしても、なんども悲しみの波が押し寄せる時があるでしょう。

そんな時、ただ黙ってあなたの辛さを聴いて寄り添ってくれる人に気持ちを吐き出しましょう。

時に、亡くなった親が高齢だと周囲も「仕方ないね」という言い方をするかもしれません。でも、たとえ親がいくつであっても、亡くなった悲しみは大きいことに代わりはないのだと理解しれくれる人に話を聴いてもらいましょう。

辛い時に助けを求めることは、あなただけが助けられるだけではなく、人同士の絆をつなぐ役割も果たしてくれるのです。

親がいない。寂しい気持、親を亡くした喪失感から解放されたい

親が亡くなった時、この世の全ての場所から「消えてしまった」と感じるかもしれません。今、世界中の全てを探すことができたとしても、もうどこにも存在しないのだ、と。

肉体を持った物質的な人間ととらえた時、確かにこの世にそれは存在しません。

しかし、自分が生まれ育ってきた時間をともに過ごした時間や、受けた愛情は確かにあなたの中にあるはずです。

なにか事情があって一緒に過ごすことができなかった、離れて過ごしていたとしても、受けた愛情はきっとそこにあるのです。

逆に、親を失った今だから自分がどれほど愛されていたかを理解するのではありませんか? 生きている時は、当たり前だと思っていた様々なことが、以下に愛に溢れたありがたいことであったのかを実感することでしょう。

誰でもいずれこの世から去る定めです。確かに肉体は失われてしまいます。しかし、確かにその人がいたからこそ、その子であるあなたがいて、あなたを支えてくれる人たちもいて人の営みは続いていきます。

陳腐な言葉に聞こえるかもしれませんが、親からもらった数々の愛情を思い返したとき、たとえ肉体は失われても、あなたとあなたの周りに親の存在を感じることができるはずです。

そして、いつまでも嘆き悲しむあなたを心配しています。もし、親孝行できなかったと嘆くのであれば、今、これからを幸せに明るく過ごすことが親孝行になりますよ。

どんな感情でも受け入れる。自分が感じているものを感じる

親を失うと、悲しみと同時に「もっとこうしてあげたらよかった」「あの時、なぜあんなことをしてしまったのだろう」という後悔を感じてしまいます。

誰でも、当たり前に過ごす日常の中で感謝することや、感謝の気持ちを表すことを忘れてしまいがちです。

「明日でいいや」と思っていた明日が、必ず来るとは限らないのです。

親を失った悲しみから逃げるのではなく、それをきちんと受け止めて自分の人生を豊かにしていきましょう。

もし、後悔したことがあるなら、これからの人間関係でそうならないように努めることができるはず。

今、悲しくて仕方なくても、いつまでも膝を抱えて泣き続けるわけにはいきません。その悲しみから学び、人の悲しみに寄り添える人になれるのではありませんか?

順番からすると親が先に亡くなるのは自然の摂理です。だからこそ、親を失う悲しみから人は必ず立ち直ることができるはず。

悲しみを否定せず受け入れた時、人は一歩成長できるのだと思います。

否認、絶望・無気力、受容と回復。3つのプロセスを経て

大切な人を失った時、人が感じる喪失感は3つのプロセスを経て回復していきます。

【1.否認】→【2.絶望・無気力】→【3.受容・回復】

その事実を認めたくない、認められない状況から、事実を直視し悲しみと絶望に打ちひしがれ、やがて受け止めて前に進んでいく…。という流れです。

時に、大切な人を失ったショックが大きすぎて悲しみすら感じられなかったというケースがあります。

こうした場合、正常なプロセスから外れるため回復に至るまで、より長い時間が必要になったり、いつまでも回復できないといった状態になります。

こうした一連流れは「グリーフワーク(grief work)」とも呼ばれます。「グリーフ(grief)」は悲しみ、「ワーク(work)」は仕事や作業という意味ですが、回復するためには「悲しむ」ことが必要だということです。

大切な人を失うのは、非常にショックであり大きな悲しみです。その感情を押し殺さずに、悲しみを吐き出し涙を流すことが回復する第一歩だと言えるのです。


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