赤ちゃんにはクラシック音楽を聴かせると良いと言われていますよね。
では、そう言われる理由は何なのでしょうか?クラシック音楽は赤ちゃんにどんな効果をもたらせてくれるのでしょうか?
赤ちゃんにクラシック音楽が良いと言われる理由とおすすめの曲について説明します。
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赤ちゃんに聴かせる音楽をクラシックにするとどんな効果がある?
クラシック音楽が胎教に良いと聞いたことはありませんか?お腹にいるうちからでもクラシックを聴かせることで良い影響があるのですから、生まれてきた赤ちゃんにとっても、様々なメリットがありようです。
- 音に耳を慣らす
生まれたばかりの赤ちゃんであっても、早い段階から音楽を聞かせて耳を慣らすことで、耳に音が残り、やがて本格的に音楽を始めた時に、苦労しなくとも音程を掴みやすくなるという効果があるようです。子どものうちからピアノやヴァイオリンなどを習わせたいという親御さんにとっては、とても嬉しい話ですよね。 - 自然とリズム感がつく
小さい頃から音楽を習ううえでは、リズム感はとても重要です。赤ちゃんの頃からリズムのある音楽を聴かせることによって、自然と身体がリズムを覚え、リズム感を養うことに繋がるのです。 - 感受性を養う
これはクラシックに限った話ではありませんが、赤ちゃんのうちから様々な音楽を聴くことで、右脳が発達すると言われています。右脳は感性や直感を司るとともに、右脳の発達は感受性を養うことにも繋がるので、赤ちゃんにとっても音楽を聴くことは非常に良い効果が期待出来るのです。
赤ちゃんにクラシック音楽を聴かせるならいつがいい?
赤ちゃんに効果的にクラシック音楽を聴かせるならば、寝る前がオススメです。音楽を聴かせる際に意識したいことはいくつかあります。
- 部屋を薄暗くする
- 穏やかなゆったりとした曲調を選ぶ
- 寝付く前に音楽を止める
- パパやママが側について、一緒に聴いてあげる
これらを毎日繰り返すことで、部屋を暗くして音楽をかけることで、赤ちゃんにも寝る時間なのだということを意識させます。部屋を暗くすることで、目から入って来る情報をへらすと、耳から入って来る音に意識が向くので、よりしっかりと音楽を聴くことが出来ます。
ただし、毎日寝付くまで音楽をかけ続けていると、それが習慣化してしまい、音楽がないと眠れなくなってしまう可能性があるので、なるべく寝付く前に音楽を止めたほうが良いでしょう。
赤ちゃんにおすすめのクラシック音楽とは?
ここで紹介する赤ちゃんにオススメの楽曲は、どれもクラシック音楽の代表曲ばかりなので、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
- カノン
17世紀にヨハン・パッヘルベルによって作曲されたこの楽曲は、結婚式や卒業式のBGMとして大変人気があります。楽曲全体を通して同じ伴奏が繰り返されることで、聴いていて心地よくなり、心が落ち着くといった効果もあるようです。 - G線上のアリア
数々あるバッハの名曲の中においても、とくに有名な楽曲です。現在でも多くのテレビCMや、映画やドラマなどの挿入歌にも使われており、みなさんもたびたび耳にする機会はあるでしょう。元々は管弦楽用に書かれた楽曲でしたが、のちに編曲されて弦楽器だけで演奏されるようになりました。ヴァイオリンの4本ある弦のうちのG線(一番低音の弦)のみで演奏出来るということに由来して、この曲名が付けられたそうです。 - ヴァイオリン協奏曲
19世紀にメンデルスゾーンによって作曲された、ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲です。数々あるヴァイオリン協奏曲の中でもとくに有名な曲であり、こちらもテレビCMやBGMとしてたびたび使われています。
赤ちゃんにクラシック音楽を聴かせるなら生演奏の方がいい?
以前より、赤ちゃんに音楽を聴かせることに有効性は唱えられていましたが、未熟児の赤ちゃんにクラシック音楽を聴かせることによって、赤ちゃんが良く眠るようになるという研究結果もあるそうです。
実は、この実験で未熟児の赤ちゃんに聴かせたのは、生演奏の音楽だったのです。オーケストラはもちろんのこと、ピアノやヴァイオリンなどの生演奏をする際に生じる周波数が、人間が聴いていてリラックス出来る音に極めて近いからではないかと言われています。
もちろん生演奏に限らず、クラシックCDなどの曲を流すだけでも心を落ち着かせる効果は十分ありますが、生演奏を聴くことでよりダイレクトに右脳に働きかけることが出来るのです。
なかなか生演奏を毎日聴かせるというわけにはいきませんが、ベビーコンサートや親子で参加出来る生演奏の音楽イベントなどにも積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか?
音楽は言語の習得にも効果がある?
生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉を話すことも理解することも出来ません。やがて周囲の人が話している言葉を耳にして、それを真似していくことで、徐々に言葉を覚えていきます。このように、言語を習得するためには、その発音をいかに正確に聞き分けることが出来るかが重要になってくるのです。
たとえば、小さいうちから日本語の曲だけを聴いてきた子どもと、同じメロディーでも日本語と英語の両方を聞かせてきた子どもがいたとします。子どもたちは、その歌詞の意味がわかる前から聞こえたままに歌うことで、それらを歌詞ではなく音として捉えています。
日本語にも英語にも、その言語特有の音があります。それらを意識せずとも聞き分けられるのは、せいぜい9歳程度までと言われています。それ以降、ネイティブとしての言葉の習得が難しくなるのは、音を正確に聞き分けられなくなるからなのです。
耳に入ってきた言葉を音として捉え、ある程度の年齢になって歌詞の意味が理解出来るようになってからも、自然と口ずさむことが出来るようであれば、他言語を学ぶ上でも、赤ちゃんのうちから音楽を聴かせることは非常に有効だと言えるでしょう。