「男性は出産の痛みに耐えられない」という話を耳にしますが、実際に男性が陣痛を経験すると本当に耐えられないと思います。
陣痛の痛みは女の人にしかわかりません。ですから、男性の中には自分の奥さんが陣痛の痛みを大げさに言っていると思ってしまう人もいるようです。
陣痛は痛い!男性が体験したら確実に耐えられない程の痛みです。
奥様が出産をする時は、支えになってあげてくださいね。実際に陣痛の痛みがどれほどなのかについてまとめました。
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出産の痛みってどのくらい?男性に伝える時の例えは?
出産は痛いと聞きますが、その痛みはいったいどのくらいなのでしょうか?
男性からどのくらい痛いのか聞かれたときはどう伝えたらよいのでしょうか?
出産の痛みはいくつか種類がある
大きく分けると陣痛の痛みと分娩時の痛みの二つがあります。
陣痛の痛みは、子宮が赤ちゃんを押し出そうと収縮しているときの痛みです。
最初のうちは不規則に弱い痛みがありますが、だんだんと強い痛みが規則的になっていきます。
陣痛が来てから出産するまでの時間はそれぞれ個人差があり、ほんの数時間で出産する人もいれば10時間以上や長い人で1日以上かかる人もいます。
分娩時の痛みは、赤ちゃんが骨盤を通るときの腰の痛み、子宮収縮する子宮の痛み、産まれる時の膣の痛みが一度に来ます。
陣痛から出産するまでの痛みはママだけが体験します。
これらの痛みを例えると、
陣痛は皮膚を切り裂かれるような痛み、とても酷い生理痛のような痛みと例えられています。
出産は鼻からスイカを出すような痛み、肛門からとても大きい球を無理矢理出すような痛みと例えられています。
聞いているだけでとても張り裂けそうな痛みということがわかります。
男性に出産の痛みはわからない!帝王切開で産むときも痛い!
男性は出産を経験することができない
この痛みはわかりません。
帝王切開だと麻酔も効いているし、痛みは感じないのでは?帝王切開は楽に産めるのでは?という意見を耳にしますが、これは大間違いです。
普通分娩も帝王切開も、どちらも変わらず痛いです。
出産に伴う痛みは陣痛や出産の痛みばかり取り上げられますが、通勤時のストレスや産後の痛みもあるのです。
妊娠出産をすると社会から自分だけ取り残されてしまったと思ってしまう方もいるので、男性や社会はもっと妊娠中、出産後の女性の気持ちもしっかり理解してあげなければならないと感じます。
帝王切開は無機質な手術室で行われることへの恐怖を感じたり、麻酔が抜けない状態で過ごすこと、その後痛みや出血に襲われたりします。
帝王切開だからといって、決して楽な産み方ではありません。
妊娠がわかってから出産するまで、長い期間お腹に赤ちゃんを抱えて生活するので、お腹が大きい状態で満員電車に乗ったり、買い物をして荷物を家まで持つなどするだけで肩も足もパンパンになります。
妊婦は行動一つ一つがとても大変になることを、周りがもっと理解してフォローしてあげることが必要です。
男性は出産の痛みを知らないから無痛分娩に反対する
男性は出産の痛みを知らないから無痛分娩を反対することが多いです。
男性は出産の痛みを一生経験することが無いので、その痛みを伝えるのはとても難しいことです。
無痛分娩対応の病院は普通分娩する病院よりも家から遠い場合があり、男性は家から遠いことが心配なので近くの普通分娩の病院を希望することがあります。
男性が無痛分娩に賛成できない理由は一体何でしょうか。
その理由は、「なんとなく自然に産む方が良いのでは」「痛みを経験しないと母親としての自覚が持てない、子供への愛情が湧かない」というものが多いのです。
女性は出産に対して自分の体への負担やリスクをよくわかっているので、真剣に無痛分娩を考えているのです。
それなのに「なんとなく」というあやふやな理由だけで反対されてしまうのは、女性からするととんでもないことですよね。
男性に出産の痛みを体験してもらうこともできる
男性は出産の痛みを体験すると良い
陣痛シュミレーターといって、陣痛を体験できる装置が海外発祥であります。
日本では妊婦がどれだけ大変な思いをしているのか体験できるものがありますが、この実際に出産の痛みを体験できる装置がとても話題になっているのです。
陣痛シュミレーターはどんな仕組みになっているのでしょうか?
チューブのようなものをお腹に取り付けて電気を流し、陣痛の痛みを再現する仕組みとなっています。
電気の強さには10段階あり、陣痛が始まったばかりの痛みをリアルに再現しているのです。
この装置を使うことで実際に痛みを感じる部位はどこなのでしょうか?
陣痛シュミレーターでは、胃を中心とした内臓の筋肉を収縮させて痛みを発生させているのです。
実際の陣痛の痛みも胃と深く関係があるのを知っていましたか?
男性は普段感じている胃痛とは比べ物にならない、この痛みをどこまで耐えられることができるのでしょうか。
女性は出産の痛みに対してもっと男性に理解をしてほしいことから、このシュミレーターは女性にとても評価されています。
奥さんの陣痛中に旦那さんができること
出産予定日が近づくといつ陣痛がきてもおかしくはありません。
突然奥さんに陣痛が来ても慌てないように、旦那さんも対処法を身につけておきましょう。
陣痛がきてからしばらくすると、奥さんは痛みと戦うことになります。
痛みと戦っている奥さんの背中をさすってあげることで奥さんの気持ちは落ち着きます。
そして、陣痛に耐えていると体が熱くなり汗だくになるので、うちわで扇いであげると良いですね。
痛みで緊張状態が続くので、全身が凝ってしまいます。
適度に肩やふくらはぎなどをマッサージしてあげましょう。
赤ちゃんが下りてくると、骨盤を押されるので背中から尾てい骨にかけてとても痛くなります。
奥さんの呼吸に合わせて、最初は背中の方から手のひらで押してあげ、時間と共に徐々に移動しながら押してあげると良いです。
痛みが強くなると呼吸が荒くなってしまいます。
荒い呼吸を続けてしまうと過呼吸を起こしてしまうので、しっかりと深呼吸をさせてあげてください。
陣痛中は赤ちゃんも痛みに耐えて頑張っているよ!など、常に声をかけて励ましてあげましょう。