子育て中のママの中には、赤ちゃんの体重増加について頭を悩ませている人もいますよね。
同じ年齢の子供に比べてみるとちょっとぽっちゃりしていたり、食欲が旺盛で肥満ではないかと頭を悩ませている人もいるでしょう。
1歳7ヶ月頃の子供の体重は、平均するとどのくらいなのでしょうか。平均よりも重いけど大丈夫?
そこで今回は、1歳7ヶ月の子供の体重についてと、体重が気になる時の対処法についてお伝えします!
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1歳7ヶ月で体重12キロは重い?
1歳7ヶ月で体重が12キロと聞くと大きく感じます。
しかし、体重が12キロだとしても、身長も大きければ肥満ではないでしょう。
成長が早いという事になります。
1歳7ヶ月の体重と身長の平均と目安
- 体重 男の子は10.5~10.8kg、女の子は10.0~10.2kg
- 身長 男の子は81~82cm、女の子は80~81cm
お子さんの体重が気になってきたときにおすすめなのは、母子手帳のグラフに記入することです。
定期健診の時に身長や体重を計測しますよね。
そして、成長曲線グラフに記入しませんでしたか?
平均体重と身長のグラフが母子手帳にはあります。
もし、見た事が無ければ、確認してみてください。
その成長曲線グラフに記入すれば、肥満かどうかが判断できるように、色分けされているはずです。
また、肥満などの心配があるなら地域の保健師さんに相談してみるのも良いのではないでしょうか。
1歳7ヶ月の身長・体重の平均は?平均より重い時も気にしすぎないで
新生児の時は、とても小さかった赤ちゃんが、1年半程度で体重だと3倍以上になりますよね。
新生児の頃にはだいたい3kg程度だったのに、1歳7ヶ月では男の子は10.5~10.8kg、女の子は10.0~10.2kgくらいまで増えているのです。
事あるごとに「あれ?なんだか重くなったかな。」と感じますよね。
身長も新生児では50cm程度です。
それが男の子は81~82cm、女の子は80~81cmくらいまで大きくなります。
しかし、これはあくまでも平均値です。
もし、自分のお子さんが平均値より小さかったり大きかったりと、はみ出しているとしても、そんなに心配する必要はありません。
成長具合には個人差があります。
もしあまりにも極端で、心配なときには、小児科に相談してみましょう。
もし、何かの病気であれば早期発見できますし、なんとも無ければ不安を解消する事ができます。
1歳7ヶ月で標準体重よりも重い!肥満度を計算してみよう
自分の子供が他の同じ月例のお子さんよりも、重かったり、軽かったりすると、心配になってしまいますよね。
成長には個人差があるとはいえど、あまりにも違うとどうしても不安になってしまいます。
そんな時には、標準体重を計算してみましょう。
標準体重を計算する方法はいくつかあります。
肥満度の指数で一番聞いた事があるのはBMIだと思いますが、これは中学生以上の肥満度を知るのに適しています。
1歳7ヶ月の場合にはカウプ指数を使うのが良いでしょう。
「カウプ指数=体重(kg)÷身長(cm)2×104」
この計算式は身長と体重から指数を計算して、肥満か痩せすぎかを判断するものです。
しかし、指数部分には標準値を入れて、体重を逆算することで、標準体重を求める事ができるのです。
赤ちゃんの体重増加が気になる時は…
子供の体重増加が気になるときには、食事を見直してみましょう。
1歳7ヶ月は離乳食から幼児食へと変わる頃です。
大人のご飯から取り分けて一緒に食べる事もできるようになってきますが、大人と同じ味付けでは、少し濃いかもしれません。
濃い味付けの時には、主食がとても進みますよね。
多すぎる主食は、肥満へと繋がる可能性があります。
食事はバランスが大切です。
一汁三菜を基本にバランスの良い食事を心がけるのは、子供も大人も一緒です。
肥満が気になるなたら、バランスを心がけながら、主食の量を少しだけ減らして、様子を見るもの良いかもしれません。
また、甘いおやつなどの取りすぎは、当たり前ですが肥満の元です。
一度にたくさん食べることが出来ない小さな子供にとって、おやつは一日に必要なエネルギーや栄養素を確保する大切なものです。
甘いおやつではなく、不足栄養素を摂れるような内容が望ましいでしょう。
1歳半~3歳までに肥満の子供は将来肥満になるリスクが高い
1歳半から3歳の間にBIMが0.5以上上昇し、3歳時点で16.8以上ある子供の12歳時点での体格との関連を調べると、BMIが上昇していない幼児に比べて18.9倍、肥満まではいかない過体重のなりやすさも16.9倍という結果があります。
これは、栃木県内で1994年から2012年に出生時から追跡している子供215人のデータによるものだと毎日新聞に掲載されていました。
1歳半~3歳までに体脂肪率が高い幼児は、そうではない幼児に比べて、12歳時の肥満のなりやすさが高い事が研究でわかっているそうです。
その差は19倍と、かなり高くなります。
思春期の肥満回避のためには、幼児期に対策する必要がありそうです。
ただし、3歳時で太っていない幼児でも、BMIが上昇していれば肥満になるリスクは高くなるようです。