未婚で子供を出産した場合、生まれた子供の戸籍はどのようになるのか不安に感じますよね。未婚で出産をすると、結婚をして出産するときとは戸籍に書かれる内容が違います。
では、未婚の場合はどのような戸籍になるのでしょうか。未婚で出産をする事で考えられることはなに?
そこで今回は、未婚で子供を出産したときの戸籍や、考えられることについてお伝えします。
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未婚で出産した場合の子供の戸籍は?
世の中には、未婚で出産する人もいると思います。その場合ですが、子供の戸籍はどうなるのでしょうか。
母親が未婚の場合ですが、その母親は、両親の戸籍から抜けて、自分の為の新しい戸籍を作ります。
そして、その新しい戸籍に子供を記載することになります。
子供の母親の欄には、産んだ人の名前が入りますが、未婚では、父親の欄が空欄になります。
女性は出産した事実があるので、母になりますが、未婚の場合は、いくら父親が明確であったとしても、法律上では、父親にはなりません。その為、血の繋がりがあるにしても、法律上は父親は存在しない、赤の他人になってしまいます。
未婚で出産すると、上記のような問題が発生するので、できるだけ結婚をして、父親が存在する状態で出産した方が、子供の為にもなるのではないでしょうか。
未婚で出産すると戸籍の父親欄は空欄になる
未婚で出産をするとなると、お母さんの為の新しい戸籍を作り、そこに生まれて来た子供の名前を記載すること、また父親の欄は空欄になることを、上記では学んできました。
上記でも未婚で出産すると、戸籍の父親の欄は空欄になることを見てきましたが、引き続き、未婚で出産をすると、どうして戸籍の父親の欄が空欄になるのかについて学んでいきたいと思います。
民法790条では、次のように書かれています。
『 ただし、子の出生前に父母が離婚したときは、離婚の際における父母の氏を称する。 』
子供は母親の戸籍に入り、名字も母親の名字を名乗ることになります。
ただ、認知届を出すことにより、子供の戸籍の欄に父親の名前が記載されることになります。認知されることにより、養育費の請求も可能になってきます。
戸籍は母の戸籍に!未婚で出産した場合の認知について
未婚で出産をすると、戸籍の父親の欄ですが、空欄になること、また、認知を受ければ、その空欄に父親の名前が記載され、養育費も請求できることを上記ではみてきました。
上記でも数回触れてきましたが、未婚で子供を生むとなると、戸籍は母親の戸籍に入ることになります。ただ、認知届けを出されると、父親の欄にその方の名前が記載されることを学んできました。
その認知についてですが、数種類あるので、ここでは、「任意認知」と「胎児認知」について紹介していきたいと思います。
「任意認知」
父親からの届けにより、自分の意思により、生まれてくる子供は自分の子供だと認めるもの。
「胎児認知」
生まれて来る前、お腹の中にいる間に、その子供は自分の子供であると、認めるもの。
上記の2つの認知ですが、両方に、認知届、承諾書、届出人の印鑑・届出人の身分証明書が必要になります。任意認知には、父親と子どもそれぞれの戸籍謄本が必要になります。
未婚で出産をする時はその先の覚悟が大事
未婚で出産した場合、認知を受ける事により、父親の欄に名前が記載されますが、その認知方法2つを先程は見てきました。
次に、これまでは戸籍上の事について触れてきましたが、未婚で出産することがどれだけ覚悟が必要なのか、その大変さについてここでは触れていきたいと思います。
子供が出産する前、色んな事が頭をよぎると思います。これから起こりうる色んな困難であったり、両親がしっかり存在している子供と比べて、自分の子供はやっぱり教育が行き届いてないっと指摘をされるかもしれません。
世の中の人も、シングルマザーに対して、それほど理解を示してない部分もありますし、それなりの覚悟が必要になってくると思います。ただでさえ、子育ては大変ですから、旦那さんの両親の助けもない、経済的にも予想以上に不安定になるかもしれない。全ての事を覚悟の上で生む必要があります。
その為、精神的に追いやれる前に、シングルマザーに適した制度であったり、住む場所などの情報を集めておきましょう。そのような情報があるだけでも、精神的なゆとりが出てきます。
未婚で出産をしたときにもらえる手当について
未婚で出産をする場合ですが、世間からの理解もまだ不十分であるため、予想以上の覚悟が必要であることを、上記では触れてきました。
とはいえ、現実に子供は生まれてくる訳ですから、経済的にもある程度の安定性が要求されますし、子供は育てていかなくてはなりません。
その為、ここでは、未婚で出産した時にもらえる手当についてみていきたいと思います。
「児童扶養手当」
片親の場合に支給されます。子供一人につき、月額は約40000円になるようです。
「児童育成手当」
こちらも同様、片親の場合に支給されます。子供が18歳になるまで支給されます。
金額は、月額14000円程です。
「住宅手当」
片親の時に、20歳未満のお子さんがいる場合、また家賃が10万を超えている場合に支給されます。
「ひとり親家族等医療費助成制度」
各自治体で異なっているので、ホームページで調べてみて下さい。