赤ちゃんがいつも指しゃぶりをしている、指しゃぶりが激しいことを心配しているママもいますよね。赤ちゃんがいつも指しゃぶりをしていると、歯並びに影響が出るのでは?と不安に思うこともあるでしょう。
赤ちゃんの指しゃぶりが激しいことは、成長に悪影響になるのでしょうか。やめさせた方がいい?指しゃぶりを卒業する時期の目安は?
そこで今回は、赤ちゃんの指しゃぶりに関する情報をお伝えします!
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赤ちゃんの指しゃぶりが激しい!指しゃぶりによくある誤解
赤ちゃんによっては指しゃぶりが激しい子もいます。
そんな赤ちゃんの、指しゃぶりによくある誤解とはな何でしょうか。
精神が不安定で愛情不足から指しゃぶりをすると言われます。
しかし、赤ちゃんの指しゃぶりは反射や学習、遊びや歯ぐずりなどが原因となっているので精神不安定や愛情不足と言う考えはあてはまらないのです。
また、かみ合わせや歯並びに影響が出るといわれますが、低月齢のうちは乳歯も生えていませんし、生え始めたあとも指しゃぶりが原因で影響が出ることはほぼ無いのです。
このことから指しゃぶりはやめさせるべきと言われていますが、指しゃぶりは赤ちゃんが成長する過程で大切な行動なのでやめさせる必要はありません。
ママやパパが指しゃぶりに対して心配しすぎると赤ちゃんが感じ取って不安定になることがあるので、あまり深刻に考える必要はありません。
指しゃぶりが激しい赤ちゃん卒業の時期はいつ?
歩く前の赤ちゃんが指しゃぶりをしている姿はとても可愛いものですよね。
しかし、2歳や3歳と大きくなっても指しゃぶりをしているとやめさせたいと思うのではないでしょうか。
突然無理にやめさせるのではなく、指しゃぶりをしているときは赤ちゃんの両手を使う遊びへと誘ったり両手を握って手遊びをするようにしてみましょう。
指しゃぶりをしなくても楽しい遊びがたくさんあるとわかれば徐々に指しゃぶりが減っていくので焦らずゆっくりとやめさせていきましょう。
指しゃぶりの卒業時期は、大体1歳前後です。
1歳を過ぎると指しゃぶりは自然と治まっていきます。
おもちゃや知らない遊びに好奇心が芽生えるので、指しゃぶりで欲求を満たす必要が無くなるのです。
3歳を過ぎるころにはほとんどの赤ちゃんが指しゃぶりを卒業していますが、3歳前後になっても指しゃぶりをやめない場合は精神的な欲求不満が関係していることがあるので小児科や心療内科を受診してアドバイスをもらいましょう。
両親が共働きなどでなかなかママやパパと触れ合う機会が少ない子など、指しゃぶりが長引くことがあります。
激しいけど大丈夫?年齢別・赤ちゃんの指しゃぶり
赤ちゃんの指しゃぶりが激しいとママやパパは心配になってしまいますよね。
赤ちゃんの指しゃぶりが激しくても大丈夫なのでしょうか?
年齢別、赤ちゃんの指しゃぶりの特徴
お腹にいるとき~新生児の指しゃぶり
母乳やミルクを飲む練習を無意識にしているため、口に触れたものに吸い付くのです。
生きていくために必要な指しゃぶりなので問題はありません。
生後1ヶ月~1歳の指しゃぶり
目や手の協調運動の学習や口に入れて形や味を学習しているため、手や口を刺激することで脳の発達が促進される大切な動作です。
1歳頃までは指しゃぶりが癖になっているわけではなく、指もおもちゃという認識なので問題はありません。
1歳~2歳の指しゃぶり
退屈に感じるときや眠いときにだけみられるようになります。
保育園や幼稚園へ通って他のお友達と触れ合うようになると自然と減っていきます。
3歳以降の指しゃぶり
癖になってしまっていたり退屈に思う時間が多いなど、生活環境や親子関係の問題が原因となっていることがあります。
寂しさを感じることが多いと、指しゃぶりを卒業できないことが多いです。
2歳以降の指しゃぶりをやめさせるには
2歳以降の指しゃぶりをやめさせるためにはどうすれば良いのでしょうか?
2歳以降でも指しゃぶりをしてしまう場合は退屈に思っていることが多かったり眠くなっていることがあるので、子供と一緒に外で遊んだりママの膝に座らせて絵本を読んであげたりなどのスキンシップをたくさんとってあげましょう。
眠そうなときは眠るまで手を握っててあげましょう。
また、年齢にあった手を使うおもちゃの楽しさを覚えることで指しゃぶりを卒業することが多いです。
2歳以降はまだおもちゃを口に入れることがあるので、大きめの積み木やおままごとセットなど安全なものを子供と一緒に遊んであげると退屈はしません。
指しゃぶりよりも楽しいおもちゃがあるんだ!と思わせてあげることが大切です。
仕事や家事などで忙しいママもいるかと思いますが、子供との時間は何よりも大切にしていきたいものですね。
赤ちゃんはママのお腹の中でも指しゃぶりをしている
赤ちゃんはママのお腹の中にいるときにも指しゃぶりをしていることを知っていますか?
妊娠後期になると、お腹のエコーで赤ちゃんが指しゃぶりをしている姿を見たことがある方もいますよね。
お腹の中で指しゃぶりをしているのは産まれてからミルクやおっぱいを飲むための練習をしているからなのです。
お腹の中で指しゃぶりをすることで、指を口元に持っていき、羊水をのど元まで運び、飲み込むという動作を練習しているのです。
それだけではなく、指をしゃぶることで指は自分の体の一部なんだと確認しています。
生後1ヶ月~2ヶ月の赤ちゃんの指しゃぶりは自分の体なんだと認識していくために必要な発達なのです。
手だけではなく、足の指をしゃぶって認識しています。
月齢が低い頃の指しゃぶりは健康に発達していくための必要な動作だということを覚えておきましょう。