日本では赤ちゃんが産まれると、ママが添い寝をしてずっと見守るのが一般的です。
しかし海外では、赤ちゃんをすぐに一人で寝るようしつけることがあるというのです。
まだ話せない赤ちゃんを一人で寝させるなんて!と思ってしまいますが、なぜ赤ちゃんのうちから一人で寝させるようしつけるのでしょうか。どんなメリットがあるのでしょうか。
海外の赤ちゃんが一人で寝るようしつけられる理由についてまとめました。
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海外の赤ちゃんはいつから一人で寝るの?
日本では赤ちゃんからある程度の年齢までは、親と一緒に寝るのが主流です。
「親子で川の字で寝る」という言葉があるほどですから、それは日本では当たり前のことですね。
これは、海外からみたらとても珍しいことのようで、産院から退院してきたお母さんと赤ちゃんは自宅で早々別の部屋で寝ます。
赤ちゃんが生まれてくる準備として赤ちゃんの部屋も作られております。
ベビーベットにモニターを設置し赤ちゃんになにか変化があったときにはモニターが知らせてくれますので、お母さんがすぐにかけつけます。
近年では窒息や、乳児突然死症候群などが問題視されているため、2~3ヶ月までは一緒に寝ることが多くなっているようですが、まだまだ赤ちゃんを1人で寝かしつけることが強く根ついているそうです。
それにはどういった理由からなのか、そして赤ちゃんとお母さんが別で寝るメリット、日本と海外の考え方の違いを以下で紹介したいと思います。
海外の赤ちゃんは一人で寝るのが当たり前!どんなメリットがあるの?
海外では当たり前!赤ちゃんが1人で寝るメリット
赤ちゃんが一人で寝るメリットは、夫婦の関係を保つ
海外の夫婦の関係は子供を生んだら子供にとってもお父さん、お母さんですが、夫婦で見たときには男と女の関係を保ちます。
夫婦生活をとても大事にしますので、自然と赤ちゃんは別の部屋で寝かしつけます。
夫婦の関係も崩れることなく良好に持続できる秘訣でもありますね。
それと比べ日本の女性は子供を産んだらお母さんとして徹することが多く、お父さんとお母さんでお互いに不満を持ち喧嘩になる事も多くなりますね。
海外ではでは産後の保健師さんによる検診で夫婦生活は順調かと聞かれる国があるほど、夫婦の関係を大事にされていることなのですね。
赤ちゃんが一人で寝るメリットは自立心を養うことができる
赤ちゃんが1人で寝ることは海外では自立の一歩と考えられています。
赤ちゃん、子供という考えというよりは「小さな大人」として考えられ、小さいうちから自立心を養うように育てます。
海外の赤ちゃんが一人で寝るのは日本と眠りに対する考え方が違うから?
海外(欧米)の人と日本人では眠り、睡眠に対する考え方に大きな違いがあります。
ここではフラン人を対象に日本人の眠りと比較していきたいと思います。
フランス人にとって睡眠は管理されたもので、昼寝をどれだけするか、夜の睡眠は何時間とるのかを管理して計算しています。
昼寝にしろベットできちんと寝ます
日本人は多忙で睡眠をきっちりとれない人や、昼寝だとソファーや床で時間を気にせず寝る人が多いですね。
そしてフランス人は睡眠はプライベートと考え、パートナー以外と寝るのに抵抗があるそうです。
夫婦生活の場と結びつける考えがあるからこそ赤ちゃんは別の部屋で1人で寝かしつけ、なおかつ、自立心を養うためでもあるそうです。
日本では友達だろうが、祖父母の前だろうが一緒に横になって寝ますよね。
あまりプライベートという考えはないように感じます。
海外のように赤ちゃんを一人で寝させるためにはどうしたらいいの?
日本でも海外のように赤ちゃんを1人で部屋に寝かしつけることに興味がいる方も多くなっているそうです。
もし、そうするのであれば赤ちゃん部屋の確保とモニターなどに準備をしといてくださいね。
赤ちゃんの生活習慣を整える必要があります、
毎日同じ時間に眠れるようになったら1人で寝るデビューをしてみましょう。
ここで決まりごとをしておくといいですよ。
たとえば、夜は泣いても抱っこしない、そして夜の授乳は極力控えるなど。
泣いてすぐに抱っこしてしまえば、赤ちゃんも泣けば抱っこしてもらえると認識してしまいます。
赤ちゃんの食事、お風呂、最後の授乳を済ませて寝る準備をしたら、ベットに寝かせます。
初めての赤ちゃんですと泣くでしょう。
お母さんが読み聞かせや、お話、トントンとしてあげます。
お母さんは自然に部屋から出てみましょう。
再び赤ちゃん泣きますが、1分後、3分後と時間の感覚をあけて部屋に戻ることを繰り返していけば、赤ちゃんはいつしか眠りにつきます。
これは気長な勝負になりそうですので、お母さんも焦らずイライラをしてしまわないよう気をつけてくださいね。
海外のように赤ちゃんを一人で寝るようにしてしまうとサイレントベビーにならない?
赤ちゃんを1人で寝かしつけることで起きるサイレンとベビーとは
赤ちゃんが泣いているのにお母さんが放っておき対応しないと赤ちゃんは次第に泣く事をやめ、要求することもなく表情もなくなっていってしまうこと。
この海外(欧米)のように赤ちゃんを1人で寝かしつけるのはサイレントベビーになってしまう可能性があると心配するお母さんがいます。
この場合の、赤ちゃんを1人で寝かしつけるために夜中泣いても抱っこをしない事、という点が、サイレンとベビーになるのでは?と思われているかもしれませんが、これは赤ちゃんの事をちゃんと把握したうえでの行為にあたります。
完全に目を離しているわけではありませんので、そのような心配はないでしょう。
考え方によっては、全然違う目的になってしまうので、この場合は赤ちゃんを完全に無視、放置しているのではなく、あくまでも寝かしつけのための赤ちゃんの確認をしたうえでの判断ですので、間違わないようにしてくださいね。