赤ちゃんを妊娠した喜びもつかの間、辛いつわりの症状に悩まされることもあります。つわりの症状は人ぞれぞれですが、お風呂に入るのがしんどいという症状に悩まされる人もいます。
つわりの症状でお風呂に入るのが辛くなってしまうのは一体どうしてなのでしょうか。お風呂に入る時に気をつけた方が良いことって何?
そこで今回は、つわりの症状でお風呂に入るのが辛い妊婦さんに、つわりで入浴が辛い理由と対処法についてお伝えします。
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つわりの時にお風呂に入るのがしんどいのはなぜ?
つわりの症状があるとき、お風呂に入ることが日常生活の他の行動よりもしんどいと感じるのはなぜなのでしょう。
理由として考えられる原因に、まずはお風呂の湯気や湿気があります。
湯船から立ち込める湯気を吸うと、余計に体調が悪くなるという妊婦さんも多く、部屋に比べて格段に湿度が高いことが考えられます。
次に石鹸やシャンプーの匂いもあります。
つわりの症状がないときには、いい香りだと感じることでも、つわりの最中は不快に感じたり体調を悪くする原因になることもあります。
石鹸やシャンプーの匂いは、匂いの中でも割と強い香りだと思います。
気になるときは、匂いの控えめなものを選ぶだと工夫してみましょう。
次に湯船のお湯にも原因があります。
妊婦さんが湯船に入ると、水圧で胸やお腹に圧迫感を感じることがあります。
この圧迫感が原因となり、体調を悪くしてしまうということもあります。
締めつけ感のある服を着ると気分が悪くなるという人は、水圧でも同じような症状が出る可能性があるので注意するようにしましょう。
つわりでお風呂がしんどいと感じる時の体の変化
つわりの症状は、一般的に妊娠5週くらいから始まり、7~9週頃にピークを迎えることが多いです。
安定期を迎える5ヶ月~6ヶ月頃には落ち着くことが多いのですが、人によっては出産するまでつわりが続いたり、一時的に落ち着いても後期になり、またつわりの症状が出るという妊婦さんもいます。
本当に個人差が大きく、同じ妊婦さんでも一人目と二人目で症状が違うということもよくあります。
妊娠すると、妊娠中にしか分泌されないホルモンが原因で、今まで経験したことのない体の変化が起こるのです。
常に眠たかったり、食の好みが極端に変わったり、匂いに非常に敏感になるということも、このホルモンが作用していると考えられています。
匂いに対して敏感ということはとても多く聞かれ、ご飯の炊ける匂いを始めとし、電車の中の臭いや洗濯物の匂いなど、今まで気にも留めなかったようなことが気になる匂いになるのです。
つわりでお風呂がしんどい時は入らなくても大丈夫!
つわりは先ほども説明したように、非常に個人差の大きな症状です。
全く気分の悪さを感じない妊婦さんもいれば、具合が悪くて起き上がることも出来ないという妊婦さんもいます。
しかし、ずっとこの体調の悪さが続くわけではありません。
多くは体調の悪さのピークは2週間~1ヶ月くらいです。
この期間を乗り越えたら、また徐々に普段の生活に戻ることが出来ます。
長い人でも、出産を終えたらつわりは終わります。
遅くても早くても、必ず体調の悪さに終わりが来ます。
なので、どうしても気分が優れずお風呂に入ることがしんどいときは、無理に入ることはありません。
お風呂の頻度を減らすなどしても、構いません。
夏場などで汗が気になるときは、タオルで体を拭くということでもいいでしょう。
お風呂に入るということにこだわると、プレッシャーにも感じてしまうので、無理せず入れないときは入らないと割り切ることも大切です。
お風呂の湯気でつわりがひどくなる時は換気をすると良い
お風呂の湯気や湿気が原因で体調が悪いというときは、湯気や湿気を対策してみましょう。
ドアを開けておくとか、換気扇を付けたままにするなど、換気をすると湿気が改善されます。
換気をより効率のいいものにするために、空気の流れが重要です。
低い場所から空気を入れて、高い場所から空気を出すことによって、上手く空気が循環して換気の効率が上がります。
浴室のドア部分は、ホコリやカビが発生しやすい場所です。
普段は気にしないことも多いかもしれませんが、空気の通りを良くするために掃除をして清潔に保つことが大切です。
しかし、体調が悪い中での掃除は重労働です。
無理なときは旦那さんにお願いしましょう。
お風呂に窓がある家庭では、窓を開けると換気の効率が上がると思っていませんか。
実は逆効果なのです。
窓を開けると、窓から換気扇に流れる小さな空気の流れが出来てしまいます。
それが原因となり、結果として換気効率を下げてしまうので注意して下さいね。
つわりでお風呂がしんどい時に上の子供と入浴をするときは
一人目の妊娠でのつわりのときは、自分のペースで動くことも不可能ではありません。
しかし、二人目以降となると上の子のお世話も同時にしなくてはなりません。
自分は体調が悪いからお風呂に入らないということも出来ますが、子供を何日もお風呂に入れないというわけにはいきませんよね。
旦那さんや家族に頼むことが出来る環境であれば、そのような負担を減らすことも出来るでしょう。
しかし他の家族に頼ることが出来ないときは、入浴ということにこだわらなくてもいいかもしれませんよ。
例えば、換気扇を付けたままの状態でお風呂に入れたりして、湯気や湿気がこもらないようにしながらでもいいでしょう。
それでも難しいときは、シャワーで済ませるという方法もあります。
夜だと気温も下がり、体の冷えも気になるので、少し早めの暖かい時間に入るのがいいかもしれません。
また、お風呂は血流が良くなり内臓の働きも活発になるので、食後のお風呂は避けた方がいいですね。
無理のない範囲で工夫してみると、意外とつわり中でもお風呂に入ることが出来るかもしれないですよ。