小学校でも学年が上がるにつれて覚える漢字の量は増えていきますよね。
でも、子供が漢字の書き取りが苦手だと、どうやって教えればいいのか迷うお母さんも多いのでは?
どんな勉強をすれば苦手意識は消えるのでしょうか?親としてできることは?
漢字の書き取りが苦手な子供に対する勉強方法とそのコツを説明します。
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漢字の書き取りが苦手な子供にはどうやって覚えさせればいい?
外国人が日本語を習得するうえでは、同じ発音の言葉にも様々な意味があることと同様に、複雑な漢字の読み書きにも苦労するそうです。
日本人であってもあまり普段使わない言葉や難しい漢字は、大人でもなかなか書けないものです。ましてやそれが子どもだと、漢字の成り立ちや意味をしっかりと理解していなければ、上手く書き分けることが出来なくてもムリはありませんよね。
漢字の書き取りに対して苦手意識がついてしまうと、この先習う漢字に対しても積極的に覚えようと言う意識が働かなくなり、ますます苦手になってしまう可能性がありますので、早い段階で苦手意識を克服する必要があります。
小学生のうちは、それぞれ学年ごとに習う漢字が決められています。国語の授業で一度に習う漢字はさほど多くはないので、まずは毎日のように家庭で復習をするクセをつけさせます。1日5分でも10分でもいいので、その日に習った漢字を忘れないように、ノートに書き取りをさせるだけでも良いでしょう。
その際、まずは漢字の意味を説明し、理解した上で始めると、同じ発音や似たような感じが出てきた時にも間違えずに覚えられるようになります。
漢字の書き取りが苦手な子供がドリルで勉強する場合のコツ
家庭学習の際に市販の漢字ドリルを使用している場合には、同じ漢字の「読み」と「書き」が載っているようであれば、まずは「書き」の部分だけを使います。たいてい漢字が書けるようになれば、読めないことはまずありませんよね。
その日のドリルが終わったら、答え合わせをします。その時点で間違った漢字だけを別のノートに書き出し、次はその漢字を重点に書く練習をしましょう。漢字の部首かつくりのどちらかだけが間違ったのであれば、その部分だけを隠した問題を作って答えさせると、徐々に文字全体を正しく書けるようになります。
その日に習いたての漢字であれば書けたとしても、時間が経つと忘れてしまうものです。一度覚えた漢字でも、繰り返し書いてみることで記憶に残り、忘れにくくなりますので、毎日少しずつでも継続することが大切です。
また、日常生活の中で以前に習った漢字が出てきたら、あらためて漢字の使い方を意識させることも効果的です。
漢字の書き取りが苦手なら「部首」の意味を理解させよう
漢字の書き取りが苦手な子どもたちに共通するのが、「漢字の意味を理解していない」ということのようです。とくに、漢字には「部首」と「つくり」が存在するため、この「部首」の意味を正しく理解することで、より正しい漢字が記憶に残りやすくなるのです。
よくテレビのクイズ番組などでは、「さんずい」や「草かんむり」の漢字を書くクイズが出題されることがありますが、これらの部首の意味を理解していなければ、なかなか多くの漢字を書くことは難しいでしょう。
反対に、「さんずい」には水に関わる漢字が多いことを知っていれば、「海」や「河」などをすぐに思い出すことができ、それらに関連した言葉も自然と連想することが出来るでしょう。
子どもに限らず大人でも、関連性のない事柄をひたすら覚えるよりも、連想ゲームのように関連性のある事柄のほうが、より記憶に残りやすいものです。
部首の意味を理解出来たら、今度は同じ部首の漢字を一緒に覚えることで、あとから関連付けて思い出しやすくなるのです。
また、多くの子どもが間違いやすい漢字というものも存在します。おそらくその点は授業や漢字ドリルでも注意して触れていますので、教える際にはそこも考慮しておくことで、より書き間違いを減らすことが出来るでしょう。
漢字が嫌いな子供にはゲーム感覚で覚えさせよう
漢字の書き取りが苦手な子どもは、漢字で書かれた国語の文章問題に対しても苦手意識があることが多いので、総じて国語の成績自体が悪くなりがちです。
漢字自体に興味を持たせるにはまず、ゲーム感覚を取り入れたり、自分が興味のある事柄と関連付けながら覚えていくという方法がオススメです。
現在では様々な種類の学習に役立つゲームソフトや、スマートフォンやタブレット向けのアプリが開発されていますよね。それらを効果的に利用することで、ゲーム感覚で漢字を覚えることが出来るというのは、とても良い点だと言えます。
また、子どもが興味を持つような題材の漢字ドリルを使用したりするのも有効です。
例えばサッカーが好きな子どもであれば、サッカー選手の名前を漢字で覚えさせたり、旅行した際に駅名や地名の漢字を一緒に覚えるなどの方法もあります。
漢字=勉強して覚えなくてはならないものだと感じているうちは、なかなか漢字自体に興味を持つことが出来ません。楽しみながら漢字と触れ合っているうちに、少しずつ漢字のことが好きになれれば良いですね。
漢字の小テストで100点を取るためには?
学校での授業では、頻繁に漢字の小テストが行われます。家に帰ってから学校で習った漢字を復習するさいには、なんとなくかけていればOKとはせずに、きちんと書き順やトメ・ハネなどの細かい部分も書けているかどうかをチェックしましょう。
漢字テストでは、少しの間違いでも不正解にされる場合が多いです。なぜ間違ったのかわからないのにそのままにすると、いつまでたっても正しく覚えることが出来ません。
最初の漢字を覚える段階で、しっかりと細かい部分まで意識して書くことで、うっかりミスを防ぐことが出来ます。正しく書けるように何度も書いて練習することで、テストでもしっかりと書けるようになります。
次に、漢字ドリルを使って正しく覚えられたか確認します。間違えた漢字やちょっと細かい部分が怪しいなと感じる漢字があったら、その漢字を重点的にまた何度も書いてみます。
テストの直前には、自信のない漢字を再度書き出し、確認しておくことで、だんだんとテストでも間違えずに書けるようになるでしょう。